幼馴染の大工に額縁つくりを頼んだ。
戦争絵画、幾つか描いた。
壁に掛けるにやはり額縁は必要だが、人に進呈する訳でないから、
絵画材料店の大きな額物は邪魔だ。
彼の意見を聴きながら、6号と4号のそれぞれの額と枠付きキャンバス
への止め方を考えた。
油は経年や光や空気で変化して面白くなると言うので、
敢えて被いは付けない。
彼が持っていた材料を切り、まずは4個分の枠を切り落とした。
電動工具で角度を付けて切断し、2本を合わせてまた切断。
角が綺麗に仕上がる。
なるほどと思い、1時間ほど話ながら見ていたが、寒くなり
帰って来た。
彼は年寄ぽっく、こういう便利な工具で職人の腕は悪くなると
嘆いていたが・・・
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