丸森火縄銃フォーラムの開催
- 2023/09/21
- 08:59

遠藤 稔さんが発起人で進められているプロジェクトだ。9月30日日曜日で丸森町で開催される。東北の火縄銃演武の6団体や海外からの研究者も参加する予定だ。今年は天文10年、1943年にポルトガル人が種子島に鉄砲を持ってきて、480年の節目。鉄砲伝来の意義を考える、そして各地の火縄銃演武、の維持、継続などの課題を語るというものだ。私も最初の部分で日本人と鉄砲伝来について語る。残念だが、新しい視点はない。私は学者では...
占守(しゅむす)島の慰霊を語れ
- 2023/08/18
- 09:10

終戦後、8月18日から23日まで、米軍の出方を観ていたソ連は、2月のヤルタ会談で提案した日本に参戦したら北海道半分を占領しスターリンラインまで侵攻すべく、まずは千島列島の北先端占守島を攻撃した。すでに帝国海軍はほどんと撤退し、陸軍しか残っていなかったし、戦意はないとみたのだろう。だが、帝国陸軍の樋口 季一郎中将は「断乎、反撃に転じソ連軍を撃破すべし」と8500人の将兵に命じた。守備隊は戦車を60余...
ウクライナを勉強しているか?我が日本国
- 2023/08/15
- 13:12

第二次大戦に敗れ、78年。体制の寿命は歴史的に75年間と言われてるから、もう世界の戦後体制は期限切れ。だからロシアはウクライナに侵攻した。恐らくイワンたちは本気で北海道に侵攻することも考えていたに違いない。しかしながら我が日本国は「絶対平和主義」勢力は未だに大きな影響力を維持し、こちらが武力を持たねば戦争には巻き込まれないと言う。ある意味では真理だが、戦争以上の悲惨と絶望、破壊が待ち構えている。イ...
僕の戦争被害
- 2023/08/13
- 12:22

終戦の日が近づくとNHKさんを中心に、戦争被害の話をこれでもかこれでもかと報道する。沖縄自決、6月ごろから昔製作したピント外れなテーマの再放送から、最近の「戦場のクリスマス」まで。でも考えてみると、僕の人生は戦争で半端ない大変革があったと言える。終戦を京城で迎えて、一家全員が一文無し、着の身着のままで、祖父母の故郷、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町湯川に引き揚げた。8月15日の昼に、続きを書いている。生後2年半...
万博開催はどうなる?
- 2023/08/04
- 17:04

万博は19世紀、欧州の産業革命成果を誇示するために開催された。1951年のロンドンがその鏑矢だろう。鉄道や印刷の技術、英国牽引が展示され世界を驚かせた。クリスタルパレス。このあたりはまだ見物するところが多くある。1867年のパリは日本が初参加した。幕府、薩摩、佐賀と江戸の商人も。芸者が一番受けたと言われてる。帝国主義の武器兵器が多く展示された。時代の要望を示した。1889年のパリはエッフェル塔が出来た。鉄の建築...