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記事一覧

日本社会のこども化

来月より、こども家庭庁が発足するそうだ。岸田さんの異次元少子化対策もいよいよ佳境だ。気になるのは、こどもの誕生から成人までの家庭やこどもへの金で解決できるのではないか・・と言う基本的な姿勢だ。私の限られた観察や経験でも少子化は金では解決できない。こどもの誕生までの人間的な本能と言うか生殖能力が欠如しているからではないか・・知人の30代後半の息子、おとなだが「こども」だ。働いてない、人と付き合わない、...

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野田 佳彦氏と国体維持

彼の話を直接聴いて感じたことは岸田さんがいろんなことがゴチャゴチャして退いたら、共産党やその他出自不明な人々を除いて、国会は彼を総理に指名したらどうか、と言うことだった。彼の話は多岐にわたったが、人柄か、バランスが取れていた内容だった。特に「日本人」としての彼のアイデンティティを明確にしたのが「皇室論」だった。日本は少子高齢化、どの家も昔ならお家断絶だ。中小企業や自営業は後継者がいない。深刻な社会...

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否応なしに社会は少子化

日曜討論を聞いていてがっくりきた。全政党が少子化対策は金の問題と捉えていたからだ。誰にどう国費を使うか、その財源をどうするか、などの議論だった。何度も書くが、日本の少子化、先進国なかで一番深刻は、金をつぎ込んでも解決はしない。50歳女性で出産していない人の割合は27%と、先進国平均20%よりかなり高い。言うまでもなくそれ以後、子を持つ可能性はないからだ。この理由は給与が安い、出産、教育などの費用が高...

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最大の難関、少子化対策

岸田内閣の政策表明、幾つかあるなか、一番難しいのが少子化対策であろう。金をつぎ込めば出来る問題ではない。たいへんだ~と叫んでもいまのところ具体策は何もない。根本は現在の日本社会は子供を、子孫を必要としていないからだ。さらに社会的風潮として人間の生殖意欲減退と言う生物学的問題を忘れている。財源などは次の次になっているが、私は子供を育てる家庭の減税は大規模に思い切って進めるべきだと考える。子供が必要で...

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中国の人口減少

昨年、中国の人口が減少に転じた。2022年はやはり世界の変革の年だったと後世に伝えられるだろう。でも14億人。規模が大きいと、減少の影響も大きいのではないか・・経済規模にはしばらく影響はないかもしれないが。富裕層が国を静かに離れていると言うので、この現象がしばらく続くと影響は出て来るだろう。箱根にいるジャック・マーさんのように事業を継続できない人たちが多くなると。数年前から米国、カナダ、日本なと海外の不...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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