空挺用に三十年式銃剣を改造したのは?
- 2006/05/31
- 02:28
11年間のアメリカ滞在中は日米のいろいろな人々に本当に世話になった。皆さんの協力なしには、私の調査、研究は行えなかっただろう。U.S.Infantry Musuem(アメリカ陸軍歩兵博物館)は有名な陸軍の訓練所があるフォート・ベニング(Fort Benning,Georga)の基地内の立派な建物だ。オリンピックの際に、アトランタから車で約2時間半南に下った、フロリダ州に近いところにある。映画の撮影などにも良く利用される。ベトナム戦争中...
団塊の世代、飛行機野郎に勧めるスミソニアンでのボランティア
- 2006/05/30
- 00:45
SithosonianはワシントンDCの中心にある科学、自然から芸術までの総合的な博物館である。主なる博物館でも10近くある。その中でも有名なのは「航空宇宙博物館」だ。1848年に創立され,展示館のほかに離れた場所に収納館がある。私は数年前、その中の「軍事史収集館」のハリー・ハンター氏を訪れて、日本軍関係の収蔵物を調査刺せて貰った。恐らくマキタが製作したであろう、海軍の7・7mmガーランド銃の完全品を観察した...
日本の戦車野郎集合、 アバディーン軍需博物館へボランティアで。
- 2006/05/29
- 03:02

正式は名称は「アメリカ陸軍軍需博物館」で、陸軍の兵器試験場の中にある。ガーランド小銃なども採用の際、ここで徹底的に試験されたと言う。アバディーンは丁度、ニューヨークとワシントンの中間くらいで、この博物館のアメリカ軍以外の展示物では圧倒的にドイツ、日本、英国の兵器だ。第一次、第二次大戦頃の期間も各種兵器で、大型のものは巨大な収蔵庫か野外展示だ。ドイツの列車砲も持って来ている。野外展示の数十台の各国戦...
「桜花」のキャノピーを拭く女性海兵隊員 クアンチコ博物館
- 2006/05/28
- 01:08
アメリカは今週、メモリアルウークエンドで、軍事的な行事が多い。今日は昨日書いたウエストポイント士官学校卒業式だそうだ。道が混むと交通ニュースが言っていた。アメリカ海兵隊の本部はワシントンDCから1時間ほどのバージニア州、クアンチコにある。同じところにFBIの訓練センターもある。この基地には、海兵隊博物館があり、そこの目玉は硫黄島と沖縄だ。沖縄で鹵獲した「桜花」が展示してある。その横に立っていた係員...
ウエストポイントミリタリーアカデミーの博物館
- 2006/05/27
- 04:51
「ウエストポイント士官学校」はニューヨーク市内から約1時間半のドライブで行ける、ハドソン河沿いにある。広大な敷地で、200年、つまり建国して30年くらいたって設立された。南北戦争では学友が敵味方に別れて戦った。多くの有名な軍人を輩出し、アイゼンハアーは大統領になった。マッカーサーは在学中、母親が近所に引っ越して来て、彼の面倒をみていたことで有名だ。今は大体毎年800人の新入生が入学する。灰色の制服...
三八式小銃機関部はアメリカ製工作機械で作った。
- 2006/05/26
- 07:43
コネチカット州からマサチューセッツ州に掛けて、かっては大武器製造工業地帯だった。コネチカットの州ウオターベリーそしてハーツホードからスプリングフィールド市に掛けて、ドライブすると河沿いにレンガ作りの破棄された大きな発電所が付属した工場が見られる。今は動いてない。6月3日、4日、スプリングフィールド「ガンショー」が開催される。全国からディラーが集まる。この近所に有名が銃器メーカー、コルト、レミントン...
ピーボディ博物館の日本の矢尻コレクションに見る多様性
- 2006/05/25
- 00:52
「あるところにはあるもの」だ、と驚いた。同博物館はボストン中心から北に1時間ほどのせーラム市にある。セーラムは18世紀ごろから東インド会社のアメリカ版があり、捕鯨や交易に投資する経済活動が出来上がっていた。ここから明治初期1877年、当時39歳だったハーバードで学んだエドワード・モース氏が東京大学で生物学を教えるため日本政府に雇われ、赴任した。3年間、ダーウィンの進化論を教えた。彼は横浜に着き、東...
ジョン万次郎のこと
- 2006/05/24
- 00:54
日本人で数奇(ドラマチック)な人生をおくった人間の最右翼に入る1人だ。土佐、中の浜(清水市)、1827年生まれで14歳の時漁に出て遭難する。アメリカの捕鯨船ホイットフィールド船長に救助され、ハワイで仲間と別れ、彼のみマサチューセッツ州フェアヘブン港に行った。そこで教育を受け、それから大変な苦労をして日本に戻り、幕末の開国の際、その言語力や知識で幕府に雇用された。その人生はなぜこれが「大河ドラマ」に...
日本人とユダヤ人
- 2006/05/23
- 08:09
「日本人とユダヤ人」は山本 七平氏が「週間新潮」に連載した見開き2ページのエッセイの題だった。もう何十年前になるか。日本人の特異性を山本氏はイザヤ・ペンダザンと言う名で、毎週書いていた。例えば、ユダヤ人の宗教観の強さと日本人のそのあいまい性など。など。結論はユダヤ人も国際的には特異だが、日本人も負けず劣らずという観点だったと記憶している。ユダヤ人と言ってもどういう人だ、と日本人はそのキャラクターを...
メモリアルディーウークエンド
- 2006/05/22
- 08:15
来週末は、アメリカの過去230年間、国の為に命を落として人々を想う、「メモリアルディ」ーだ。つまり靖国神社のカレンダー版みたいなものだ。各地で、戦争に参加したベテラン(退役軍人達)の記念行事が行われる。前にも書いたが小さな町役場に行ったら、そのロビーの壁に、過去、この町で戦死した人々の名前が掘り込んだプレートが掲げられているのに驚いた。何年に何処で戦死したかも含めてだ。アラバマ州の「バンザイシュー...