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記事一覧

これだけのものは出てない「二式小銃」の技術 その1

二式小銃は日本陸軍が空挺部隊用に1942年、九九式小銃7.7mmを元に開発、生産したものだ。これは改造ではなく、開発だった。7.7mmという大口径小銃を二つに分解、組み立てる、これは現在に至るまで世界に類のない兵器だった。分解、組み立てが数秒で行え、しかも九九式小銃級の命中率、白兵能力のある小銃を開発することは並では出来ないことだ。名古屋工廠で約2万挺が製造されたが、この小銃が前線に配備された頃に...

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破壊された携帯電話

去る17日火、某社でそこの次長に破壊された私の携帯電話だ。社の総務関連の責任者が弁償してくれるというので、新しいのを購入したが、まだ以前のパナソニックのように使いこなせない。ブログ製作にも大いに影響がある。某次長は2警察署を回され、夕方まで留め置かれた。私本人も暴行を受けたが怪我はなかったのだろう。こんなことで刑事告発しても、あの程度の人間とやりあうのは得策でないですよ、と言うのが刑事課長の言葉だ...

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アメリカ製日本の8mm拳銃弾

日本の銃弾は小銃弾、拳銃弾ともに薬夾、装薬そして包装など、長期保存用に製造されてなかった。「賞味期間」はせいぜい5年間くらいだっただろう。時間が経ったものは訓練に使う、もしくは絶えず戦争があったので、使いきるという観点からだった。戦後、戦場記念品としてアメリカ兵、軍属が持ち帰った日本拳銃を射撃するために、民間会社が何種かの8mm拳銃弾を発売した。画像の真ん中のものが1950年代の製造で30発入り。...

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日本の拳銃弾

日本の主な拳銃弾は20世紀初頭に南部 麒次郎氏が開発した。南部8mmである。薬夾の首がすぼまっており、口径の割りに威力が出る方式だった。首に三つのくぼみがあり弾丸を押さえてあった。3種の拳銃と一〇〇式短機関銃に使用された。画像は右から、二十六年式輪胴拳銃9mm弾。2種の8mm弾。弾丸が白いのと、赤いのがあった。白いのはニッケル系の合金、赤いのは銅系の合金である。小さいのは南部8mmを7mmに小型化...

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三八式騎兵銃 中折れ型 その2

この形式は改造としては本格的である。先回は銃を構えて右側しか説明しなかったが、左側の固定部分が独特である。単に蝶番を固定するのでなく、銃床側から銃側に直径約10mmのボルトが出て、挿入される。そのボルトは内側からのバネで固定されるので、銃側にその釦を押す板がある。その板の上に銃床側から鍵が伸びて、銃側のネジに固定される。元々、この小銃は中折れにすることなどまったく考えてもいなかった設計だから、銃床...

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九五式軍刀その2 柄

九五式軍刀は、機械製で美術刀剣でない、と言うことは述べた。鞘は鉄板でかなり丈夫である。ちなみに将校個人用軍刀の鞘は木製でその上に薄い鉄板をはり、さらに皮革で被ってある。なかには鉄板がなく、木鞘に皮革で被っただけのものがあるが、この手のものは大体良い刀身が入っている。日本刀型将校用軍刀の柄は、ホウの木を合わせ、鮫皮を巻き(上に大きな目が来るように)、刀身に近いほうは、環、上は太刀のそれを模した被い、...

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三八式騎兵銃 中折れ式 その1

アメリカで最近手放したもののひとつだ。とても程度が良く、しかも珍しい兵器で、多分海軍空挺隊が使用したものだろう。三八式は歩兵銃と騎兵銃では、発射音がまったく異なる。歩兵銃は銃身が長く、「ドスン」と言うような腹に響く音だが、反動は少ない。騎兵銃は「パアーン」と言う甲高い音で反動がある。大戦初期、陸海軍の空挺部隊が南方で活躍した。陸軍は映画「空の神兵」を見ていても二式小銃が配備されるまでは、兵器は箱に...

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3種の日本拳銃の撃針(ストライカー)

日本の軍用自動拳銃は約43年間の間に3種開発生産された。(南部小型7mmをのぞく。)ターク氏をはじめ「評論家」たちは子供向けにこれらの拳銃は設計も、性能も悪いと言い続けてきたがそれは、吉田氏や葉山氏、及びハリー・ダービィ氏のような研究者の知識からみたらお粗末な内容だった。ターク等は標的を使わず、ビンや缶を撃ったり、記事は遊び半分なものだった。(日本兵器史における「月間GUN」の罪は重い。)この3種...

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ストーカー「逮捕」

今日は大変な一日だった。「日本の武器兵器」の記事は休む。朝、1km泳いで帰ったら、通勤途中の娘からの電話。以前から悩まされたいた、50代の男に電車の中で、また脅かされたと泣きながらの内容だった。この男に関しては私どもは家族一致団結して、その勤め先を突き止めていた。勿論「面も」。家内とその会社に走り、ロビーで待つことしばらくして、娘の言った通りの服装で入り口から入って来た。(彼は一旦出勤し、社の作業...

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九五式軍刀の番号

九五式(1935年)下士官用軍刀は大隊に約60振りくらい装備され、下士官が分隊の指揮を執る際に使われた、日本刀形式の軍刀だ。今や、日本では見ることは出来ない。なぜなら美術刀剣でなく、武器だからだ。全長96cm、刃長67cm、重量1・6kgくらいで、材質は単なる弾力のある鋼材で、美術刀剣にある焼きの刃紋や肌の種類はない。単にぴかぴかしていてステンレスのようだ。めったに錆びたものはみない。従って、この...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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