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記事一覧

土佐と松本の鉄砲の共通点

日本が200数十の藩に分かれており、しかも藩同士交流が少なかった江戸時代。その鉄砲師範流派を研究した高松の占部さんからメールをいただいた。また次の研究に邁進しているそうだ。さて、私が観察した2挺の鉄砲、これも「イフウ」と言えば「イフウ」だ。寸法がほとんど同じであるが、大きな共通点は、カラクリの地板の押さえ方だ。普通の日本の火縄銃の地板は右から左に向かって2本の真鍮製の先細り棒を叩き込むことにより、...

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渓流釣りの準備その3

明日から解禁だのに今日はとても荒れた天気になった。朝は穏やかな晴れだった。昼もまあまあだった。ところが夕刻から南風が強くなり、大雨だ。山荘の北側で雨漏りした。(たいしたことないが修理しなければ。)タケちゃんとヒデオさんと3人で、川の下流から見に行く。上流で道路工事があり、濁流になるからだ。魚影は見られた。タケちゃんは「監視員」なので、不正は一切できない。僕が試しに釣って、逃がせば良いではないかと言...

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マキストーブ は山荘の中心

この高原にも確実に春は来たが、5月はじめまでは暖房が必要だ。僕がこの山荘にマキストーブを入れて、数年になる。アメリカで使い始めたが、これはこの山荘にも合うと、いわきの小森さんに頼んでつけて貰った。ベルギー製の大型だ。昨日は夜明け前から大雨で、昼前に突然止んだ。ストーブは夜中も空気を調整して燃やし続けている。固木の太いマキを入れておけば一晩中、燃えている。温度だけでなく、湿気をとるのに火は良い。スト...

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「日本法術流派」これが趣味の研究とは凄い!

香川県の占部 日出明氏は、讃岐高松の郷土歴史を研究されていた方だ。2年前に「讃岐國高松城下の鉄砲」と言う論文を送っていただいた。今度、福島に来たら平成19年版、「日本の砲術流派」が届いていた。A4版、200ページに及ぶ研究結果だ。各地の古文書を研究史、、砲術流派銘・砲術流派伝系(79ページ)、砲術家銘69ページ、時代別流派(6ページ)、地域別流派(17ページ)と参考文献が目次だ。所さんの研究では約...

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渓流釣りの準備その2

「山荘」を維持するには、近所の人々との付き合いは不可欠だ。夏には数回、草を刈って貰う。見回って貰う。などを依頼している。その他にプロパンガス屋さんが月一回、その関連のところをみてくれている。極端な話、ここの集落の残りの12戸、高齢者が多いが、全ての人たちがそれとなくみてくれないと維持はできない。敷地内に出る、できるものは自然に皆さんに分配している。特に梅の古木には数百の実がなるが取りきれない。その...

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渓流釣りの準備

今朝、早く出て福島県阿武隈の家に来た。時々「田舎暮らし」をしているのだ。ただ農業はやらない。家は日テレの番組「ダッシュ村」から遠くない。あのような風景を想像してもらえばよい。天気は良く、気温も18度くらい、乾燥して、家を開けて掃除するにはうってつけの天気だ。山の中だから時々、強風が吹く。まだ緑は少ない。ここは高地だから櫻も連休の頃に咲く。明日、明後日は家の前から歩いて、渓流を見て準備だ。どうも水が...

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亀田 興毅君を「ピエロ」にするな!

昨日、4日ぶりにジムに行き、ミット打ち、スパーリングの真似事をやり、一杯汗かいた。その後、内田君のストレッチ、身体を思いきり伸ばしてもらった。話しているうちに知り合いのエス氏のコメントを思い出した。土曜の「亀田場所」の話だ。エス氏はアマチュアとして都大会の決勝まで残ったボクサーだった。亀田君は「パンチの切れがなかっった。相手に打とうとすることを見られてしまったのだ。東洋太平洋の試合の時とは大違いだ...

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いい加減にしろテレ朝の[世界水泳]放送

先週のシンクロ競技はカテゴリー内容がいまひとつ明確ではなかったが、日本は毎日、出来レースでもメダルを取った。今週の競泳も快調だ。一時の日本競泳の不振に比べたら、古橋、橋本の時代とは比較は出来ないが、水泳国の末端で頑張っている。特にフリースタイルの柴田は良い。難しいバタフライも良い、人間技とは思えない。日本は毎日、メダルを取り、恐らく視聴率も二桁は平均して行っているだろう。しかしあのスタジオのつくり...

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スーパーアグリホンダチームに[今年]はあるか?

モータースポーツの花は何と言ってもフォミュラー1だ。日本からは実に3チームが出ている。F1はアメリカ以外の国ぐにでは圧倒的かつ独特な人気を得ている。元は貴族同士の競馬から来た、豪華で優雅な客のもてなしで、それに地上を走る機械の最新技術展示場の要素が加わった一種洗練されたスポーツのひとつだ。まずは「ドンペリとキャビア」から始まると言う。どのチームも1戦するために数億円の現金が吹っ飛ぶ。タバコスポンサ...

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日本軍の今これがない「鉄条鋏」

1930年代後半中国戦線での日本軍は一種の塹壕戦を強いられたことがあった。そのために画像のような、携帯用鉄条鋏を使い、敵陣地の周りの鉄条網などを切り、突破口を作った。この帆布製の収容嚢には「軽鉄条鋏携帯嚢乙」と掛かれ、長さ27cm、幅11cmと小型である。刃長は20cmで組み立て式の柄を差込みネジ輪を回し固定すると全長は48cmになる。収容嚢は2つに分かれていて、刃の部分を入れるところと、柄2本を...

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朝青龍がモンゴル大統領となる時代の大相撲

久しぶりに相撲を見た。優勝決定戦、テレビではカメラが反対側で良く分からなかったが、サイトの写真を見たら、やはり白鵬はうまくはたき込んでいた。横綱が苦笑いする訳だ。この場所はもしかしたら、大相撲の転換期になるかもしれない。日本生まれの良い力士も何人か見た。大体、人口200万人しかいない国、いかに相撲に似た格闘技があるからと言ってもそんな小さなところから幕内に何人も力士が来ているのが不思議だ。相撲協会...

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亀田 興毅君は「世界チャンピオン」になれない。

試合を家に帰りVTRで見た。浅草で夕食に食べたものが悪かったのか、本当に吐いてしまった。試合結果はご存知の通りだ。彼が「反省」して、いろいろ言っていたが、結局「パンチ力」がないのだ。TBSは最後まで、ダウンを奪っても続けてくれ、CMを入れるので、と頼んでいたはずだが、5回の左フックしかいいところはなかった。ご存知のように左フックはモーメントが大きいから決まれば効果があるが、頭が戻ったところにストレ...

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まだまだある「イフウ」筒 その2

今度、国会で博物館法が討議され抜本的に変るとのことだ。「博物館」と言う名だけで何の活動もしてないところも多いそうだ。博物館より活動的で研究熱心でも法律の基準をみたしてないので、低い地位にあまんじて、公的援助も受けられないところも多いそうだ。今の法律では「鉄砲博物館」などは認められないし。さて古文書に出ていたひとつの言葉「イフウ」筒がとうとう、鉄砲伝来はポルトガル人によるものではない、中国人を主体と...

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TBS+協栄ジム+亀田兄弟 勘違いの塊

今晩、国技館の協栄のイベントに行って来た。ひどいものだった。TBS(東京放送)がまず悪い。ウラにスケートと水泳があるから何かスポーツで対抗を、と言う意図だが、どこの代理店か、スポンサーが付いたか知らないが、人を馬鹿にしている。だからがら空きだった。私は最後の亀田興毅のメインイベントとやらは見ないで家内と会場を後にした。なぜなら、CM枠を消化するために、この試合は10R,判定勝ちと決まっていたからだ...

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陸軍発電式信号機

日本陸海軍は、現在なら電池をつかう様々な器具に手廻し発電機を使用した。無線機材、発光機材などだ。大体は発電機は機材と別で、小型ながらとても重い。1分間に80回廻して発電した。沖縄では主にこの役は中学生が行ったそうだ。(アメリカの空港で自分のコンピューターをこのような発電機で充電していた男を見た。うちにある、非常用ラジオもこの方式だ。だから現在でも手回し発電は有効なものだ。)画像の発光式小型信号機は...

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いふう筒はとにかく沢山ある。その1

江戸期の火縄銃、ひとつとして同じものがないことは書いた。古文書の銃のリストの中に「いふう筒」と言う文字が出てくるので、学芸員さんたちが興奮して、これは「外国から直接入ったものだ、倭寇が持ち込んだ形式だ」、なとと言っているが、その学芸員さんにまずは「いふう」筒と言うは具体的何かと、聞いたら答えられなかった。文書上の言葉だそうだ。もし「変った鉄砲」と言う定義であるなら理解できる。日本の軍用火縄銃の標準...

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九四式拳銃嚢と手入れ棒

九四式拳銃は1934年制定、南部開発8mm自動拳銃だ。戦闘車両、航空機操縦者、及び将校用に十四年式と同じ弾薬を使用するものの携帯し易く、軽く、薄く設計された。この拳銃を非常に悪く言う人(タークとか言う)もいるが、拳銃の専門家は南部の設計意図を評価しているし、現在ドイツをはじめ欧州の収集家がアメリカから輸入しているそうだ。十四年式に比べると分解、整備が簡単だ。命中率は良くないはずだが、射撃競技を行い...

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日本海防の父、江川 英龍 江戸湾砲台場を作った。/ The man who made seven forts in one year

江戸の海防を任せるに、幕府がこの男しかいない、と任命したのは伊豆韮山代官だった。代官であるが、26万石くらい石高があった、伊豆は江戸を西からの攻撃を押さえる、また海運をコントロールする要所だったから。彼は名家、江川家第三十六代 太郎左衛門(1801-1855)英龍で、高嶋に多岐にわたり多くのことを学んでいた。彼も高嶋と同じく、勉強家で、高嶋や緒方にオランダ語軍法書(内容は欧州ナポレオン戦争の頃のも...

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西洋流砲術と小道具/ The pioneer of Western Style Military System in Japan

現在、板橋郷土博物館で開催されている展示の「西洋流砲術」部分はとても興味があった。板橋の地は、天保12年5月9日(1841)に町年寄、長崎会所調役だった、高嶋 秋帆と浅五郎親子が指揮をして野砲2門24名、火打ち式小銃99名の総合調練を実施したところだ。それで今でも「高島平」と言う地名が残っていると言う。これが実射であったか空砲であったか、多分実射であっただろう。高嶋 秋帆は、フェートン号事件以来、...

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八八式信管の図/ A Model 88 fuse for Japanese artillery.

先回も実物no画像で書いたが「八八式信管」は日本陸軍(一部海軍陸戦隊)が使用した、野砲、山砲、加農砲、そして迫撃砲にも共通に使用されていた信管だった。いろいろな日本の文献を探したがその構造、大体は実物を見れば分かるが、の図面が見つからなかった。ニューイングランドの露天で手に入れてた81mm迫撃砲弾(中身は空っぽだったが)、この八八式信管はもしかしたら生きているかもしれないと、疑っていた。(いじった後...

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「本多家」の火縄銃装具。博物館なら探して来いよ。その5/ Powder flasks for Honda family

博物館は何度も言うが古いものを展示するのが役目で新しい古いものを発見は二の次と言うかやらなくても良いという小役人根性がしみついている。新発見の中に歴史の鍵があるではないか。画像の火縄銃用の火薬入れ、口薬入れは、その表面に大きく書かれた金文字「本」からして、徳川四天王の「本多家」の装具であることに間違いないだろう。戦国、江戸期、そうでない家が「本」と書ける訳がない。但し、江戸期の本多家は雄藩ではなく...

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軍用拳銃の負い紐、これがない。/ Very rare Japanese Military Pistols' Lanyards

昔、日本の警察官が拳銃を収容嚢に入れて、拳銃の握りの底の輪に紐を通し、蓋の隙間からそれが出て、肩章を通していると同じ方法で、日本軍の拳銃も負い紐で留められていた。拳銃が手から離れても身体から離れないためで、どこの国の軍隊、警察など制式拳銃を採用するところは同じ方式を取っている。アメリカの警察(実はいろんな組織があるのだが)では拳銃は私物なので、負い紐は付けてない。また、同じ形式の拳銃でも軍隊や警察...

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航空免状 /My airman licences and my uncle's

若い頃、僕は航空機好きだった。10代の終わりごろから30歳くらいまでに、各種航空操縦士免状、無線免許を取得した。転勤の際に見当たらなくなってしまったが、退任を期に国土交通省へ自転車で足を運び、再発効して貰った。航空機陸上単発、多発、滑空機上級、動力滑空機、航空無線士、航空級無線士(これはまた監督官庁総務省と異なる)などだ。右上はFAAのライセンス。(日本の書き直しでなく、新たに取った。)今、これだ...

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ロウソク式の信号器と弾痕の残る収容嚢/ an Army Candle Lantern Signal

陸軍のものだろう。本体はカーキ色に塗られ、厚い皮革の収容嚢に入っている。収容嚢は5角形で長さ30cm、底は13x10cmほどの携帯式だ。本体は高さ30cmの鉄製ランプだが、内側後面に金属の反射板が、ロウソクは真鍮の筒に入れて下から上がってくる。反射板の直径は7cm、全面には直径8cmの蓋があり、その内側に緑、青、赤、透明などのガラス板を交換できる枠がある。ガラス板直径は7cmである。透明なガラスを...

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博物館ならもっと「考え方と背景」が分かるものを展示しろよ! その4/ A musium is not the place olny to display old items.

鉄砲の展示、「鉄砲伝来」と称しながら、その4割は、今では登録が取れないような洋式銃拳銃だった。19世紀の半ばに入って来た欧米の銃は銃としての機能は現代銃に近く面白い。しかしそんなものをえんえん見せてもなぜだ、どういう背景だったのだという思想が分からないではないか。画像の箱は江戸時代、火縄銃流派の盛んなころに射場に鍛錬に行くための道具だ。四面四角の楓か高級木を使ったものでその仕掛けがなかなか工夫して...

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日本の信号銃 十年式用薬夾35mm/ Cases for Model 10(1921)Army Signal pistol

アメリカアバディーンの博物館入り口には各国の信号銃が展示されていた。(アバディーンは土浦の武器学校のようなところで、ニューヨークとワシントンの中間くらいだ。)この信号銃は仕上げが良い。中折れ式でダブルアクションだ。二十六年式拳銃の形や作りを踏襲している。握りの木部などもそっくりだ。実はこの薬夾がなかなか見つからない。とても大きなもので、丁度銃身と同じ長さ、120mmある。画像の横が6.5mmの模擬...

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真剣に良い展示物を探せ。「西洋流」がテーマなら!その3/Museums are not keen to find new items.

画像の胴乱、管入れ、銃の負い帯は、桔梗家紋入りの一作のものだ。博物館の展示は十年一日がごとく同じものばかりだ。相手が古いものだから手を抜いているのではないか。予算も潤沢にあるはずだ。人件費に消えているのではないか。「西洋流」砲術を勉強するなら、このようなものをもっと見付けて欲しい。先人の工夫や知恵が理解できる実物を、と言う意味だ。博物館は怠け者だ!特に銃の負い帯は、火縄式の銃床が入る袋と帯の反対側...

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兵用小型ナイフ/ a Japanesew Army Knife

日本軍の兵士全員に支給したいたからかなりの数量が生産されたはずだが、見たことのない人も多いだろう。生活用のものだ。殆どが同じ作り。折り畳み式だ。畳んだ全長70mm、刃長50mm、重量40gのとても小型だ。鉄製のフレームの内部に刃と缶切り、ビン抜きが付いているだけのごく簡単な小刀だ。初期のものはカーキ色に、対戦中は緑色に塗装され、ごく後期にはフレームが木製のものもあった。(中田商店に飾ってある。)刃...

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博物館はもっと面白い珍しいものを見つけて来いよ。その2/ to an idle curator

現在、日本の博物館の文化、研究活動は活発ではない。欧米の博物館、公文書館を見習って欲しい。画像の八角枠に三の文字の家紋。どこの家のものか。周りの角を切って八角形にした枠は銃身の断面を示し、多くの銃の装具に使われていた、と名和先生から聞いた。大型の口薬入れ(点火薬)横12cmx高さ(蓋含む)12cm、厚さ4cmくらいの大きさだ。大口径火縄銃に使うものだろう。皮革製の筒状の入れ物は内部に薄い金属筒(茶...

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十年式信号銃収容嚢がない。/Model 10 35mm signal and flare pistol for the Army

十年式信号銃は大正10年(1921年)制定の陸軍の信号弾、照明弾を発射する機能のものだ。他国の同じようなもの(第一次大戦に使われた)、その仕上げや出来ははるかに高級なものだ。泰平組合の輸出カタログにもある。しかし生産数は多くなく、大隊1挺くらいしか装備されてなかったのではないか。口径は35mmで大きな真鍮薬夾を使用する。この薬夾は使い捨てでなく、再装填して使われた。信号には黒、赤、黄などがあったが、...

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プロフィール

japaneseweapons

Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



刀,弓,槍,薙刀,甲冑,鎧,火縄銃,軍用銃,機関銃など日本の武器や兵器に関する須川薫雄の研究を紹介はここ:
日本の武器兵器.JP


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