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記事一覧

ゴルフをする人々

ここ東海岸では、ゴルフ層は広がりつつある。僕が行くコースも若者や女性、コリアンが増えた。でも今朝は、中年以上のオヤジばかりだった。アメリカでここ数年ビジネスとして伸びているスポーツはゴルフだ。プライベートコースは入会が難しい。東海岸では明らかに、ワスプのクラブと其の他は別れている。僕がNYにいた頃、入っていたコースはNJのレッドバンクと言うところにあり、ワスプのクラブではなかった。イタリアン、ジュ...

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アメリカ東海岸の家の地下室その2

地盤が良く、地震がないせいか、一般の住宅でも地下を有効利用している。画像は先日のものの反対から見たもの。左手前に灯油を入れる大きなタンクがある。オイル会社が来て、外の蓋を開けて入れて行く。ドラム缶にして5本くらい入る容量があるので、1000リッターか。その向こう側には作業台がある。作業台は大体どの家にも地下か、ガレージか、工作室みたいな部屋があり、そこにある。英語ではワークベンチと言う。給湯は日本...

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ライオネルラインズの車両3両

先回、真ん中の貨車の広告部分を見せた。この3両はセットになっていて、一番前が家畜用の貨車。2両目が普通の荷物用貨車。3両目は長い列車の最後尾あたる車両だ。各々が細かいところまで良く出来ているのがこのライオネルラインズの特徴だろう。家畜用の貨車は屋根の一部が開いており、そこから詞料を投げ入れるようになっている。窓は格子状に抜いてある。一般の貨車は戸の部分が良くできている。最終車両は珍しいものだと思う...

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十一年軽機関銃6・5mmの世界の類のない装填架

十一年式軽機関銃は大正十一年(1922年)に制定された、日本陸軍(海軍陸戦隊も使用した)の分隊兵器であった。その一番の特徴は給弾システムだ。画像のような装填架(英語ではホッパーと呼ぶ。農業器具の穀物を取り入れて出す箱のことだ。)だ。この中に歩兵が三八式小銃で使う、5発の装填子を6個重ねて入れる。弾はここから横に5発が撃ち終わると次の5発が上から降りてくる。従って、弾倉が必要ない。射撃の途中でも5発...

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本屋のある町

本屋はインターネットの普及で一番影響を受けたビジネスではないか。アマゾンドットコムのジェフ・ベゾスの弟をニューヨークの会社で採用した。しばらくして、彼は僕らがやっていたと同じビジネスを自分でやりだした。インターネット広告の会社だ。資金はアマゾンの名で潤沢にあったようだ。彼によれば「アマゾン」の名は「アマゾン河のように尽きぬ水、リソース」と言う意味で付けたそうだ。僕がいるこの町は文化人が支えているそ...

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ザ・ソプラノズ、トニーは死ぬのか。

HBOオリジナル、ザ・ソプラノズはあと2回で本当に終了すると言っている。先回ではトニーはとうとう弟のように可愛がっていたクリス(映画脚本家を目指していたが精神的に不安定になる)を交通事故の際に安楽死させてしまう。「つき」がすっかり落ちるが、ラスベガスに飛び、奇妙な女(フッカー)と知り合い、「つき」が戻る。このシリーズは僕がNYにいた頃、始まった。数回のシーズンを経て、一度終了したが、今回、最終版が...

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昼間が長い、15時間。

いよいよ初夏になって。ここ、ニューイングランドはこれから昼間が長い。今日は夜明けが5時23分、日没が午後8時20分だ。明るい時間が15時間ある。庭の菖蒲の花が綺麗に咲いた。空はあくまでも青く、緑が濃い。朝は早くからゴルフだ。今日は良かった。5つあるパー5の、3つにスリーオンできた。パー3も3つでパーだった。勿論スコアも良い。釣りに出かけるのは6時くらいからか。引退生活としてはこれ以上の贅沢はない、...

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フリーメイソンの家

町の不動産業のディビッドが寄って、僕に家の入り口のアーチの上に付いている不思議な模様の由来を話してくれた。ペンキで塗りつぶされているが、この家が1929年に作られた時からのオリジナルのものだ。木を掘り出してある簡単な模様だが。(画像)これはフリーメイソンの印であると言う。アメリカには英国から渡ってきた、この親睦団体と言うか、結社のメンバーが独立前から多かった。特にこのニューイングランド地方は、その...

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東海岸の家にはセラーがある。

アメリカの西海岸にはあまりないが、東海岸の家には大体、ベースメント、セラーとも言うがある。僕の家のセラーは昔のものだからブロックで作ってなく、鉄筋コンクリートの厚いものだ。どの家でもセラーがあれば、洗濯機、乾燥機、暖房機、燃料タンク、給湯機、井戸のポンプフィルターなどが設置されている。僕に家のセラーはかなり広い、12x8mくらいある。画像は4分の1しか見えてない。上記の機材はあまり配置を考えずに置...

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やはり優れていた日本海軍の技術力 九二式三脚架

日本海軍が第一次大戦の機関銃、ルイスを九二式機銃として制定し広く使っていたことのまとめだ。1930年代、ルイス機銃はもう古い技術だった。帝国海軍が最後のユーザーだ。なぜこんな機銃をと言うのが今まで書いた内容だ。確かに大戦後期には航空機旋回機銃はエリコン20mmやドイツのものを採用した。この九二式には実は世界一優れた、三脚架が存在した。この三脚架の実物は、土浦の武器学校(公開はしてない)、アバディー...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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