肥前の鉄砲 ご当地ものその3
- 2008/01/31
- 17:45

澤田氏の本「古銃」には肥前の鉄砲が沢山掲載されている。ここにも2挺あるが、そのひとつがこの十匁筒だ。台の下に、「百武氏」と漆書きされている。かなり大きな文字だ。百武家は龍造寺四天王を言われ、名門で、百人並の武勇を有すと言うことで「百武」の姓をたまわり、鍋島の要職にあった。この家にあった銃であろう。銘は「肥前諫早住掘弥右衛門尉家利」とある。アメリカから戻ったものだ。全長107cm、銃身長70cm、口...
暖かい日だった。
- 2008/01/31
- 07:11

石川 遼君はどうだろう。ちらっと見たオーストラリアのゴルフ場はリンクスコースらしい。リンクスは日本ではあまりないが、昔、その雰囲気のある浜松と宮崎のコースに行ったことがある。名前は忘れた。勿論、リンクス対策をやっていたと思うが。昨日のゴルフは良かった。一昨年購入し、昨年は使わなかったキャラウェイを今年は使うぞと言う意気込み。クラブではない。やはり、自分の打ち方だったと言うことが分かった。何よりも、...
「ハンドボール」初めて観た。
- 2008/01/31
- 07:00

日本で特殊的に人気があるスポーツは「ラグビー」だ。国際的には通用しない実力だが、国内では「威張っている」。おかしなものだ。どのような経過でこうなったか。一方、「ハンドボール」は殆ど知られて無いスポーツだった。今回のやり直しオリンピック予選ではいろんなことを知った。韓国と日本は実力ではかなりの差があった。日本は男子も女子も選手の層が薄い。日本には「でくの坊」もいた。これを出して失点したのは惜しい。韓...
中国毒入り食品のめちゃくちゃさ。
- 2008/01/30
- 21:19

今日の毒入りギョウザ事件には驚いた。5歳の子供が危篤状態になるほどの毒性。有機リン、メタミドホス(聞いたこともない)が混入していたと言う。日本国内では使用禁止の薬物だそうだ。だから100%中国で入れられたものだ。2点気になることがある。ひとつは、これは誤ってではなく、故意にやられたのではないか。支払いとか、価格とか、労働問題とかで揉めて。復讐のため。もうひとつ、「JTフーズ」とか「加ト吉」、胡散臭...
小沢、鳩山、菅の3人は平成の大馬鹿もの
- 2008/01/30
- 17:26

と、ガゾリン税が成立したら、思うそれ以上の馬鹿ものは日本中に沢山いるだろう。まずは「ガソリン値下げ隊」の60人。完全に「はしご」をはずされた。アホ議員たち。だけど、ガソリンの価格は税率を下げても安くならないこと必至だ。中間にいろいろいる。「高止まり」になるだけ。だから、皆が少しでもガソリンを消費しないことを自分なりに考えること。そんなことをしてもたいしたことはない、と思うだろうが。ボクはもう持って...
今日は寒さもゆるぐのでゴルフに
- 2008/01/30
- 06:55

予報では19日ぶりに最高気温が10度を越えると言っている。先週、先々週が雪で、流れた。今日も女性陣は参加しないが、池田さんと2人で行って来る。今はいろんな良いウエアができた。それでも気温10度C以下ではきついものがある。身体も動かない。ゴルフ場には部分的にとても寒い場所があり、風の吹いているところもある。凍っているところは最悪だ。このクラブカバーの色の配合がとても綺麗にできた。でもなかな昨年使って...
テレビの偽善「出産休暇」
- 2008/01/30
- 06:38

3年ほど前、嫌な経験をした。テレビ東京「ガイアの夜明け」と言う番組が社の出産休暇を取る「男性社員」を取材したいと要請してきた。この社員のブログを見た、知ったと言い、鰓(エラ)のはった女性プロデューサーが来て説明した。社の幹部や本社とも相談し、全面的に協力した。当社は、女性が多い小規模会社で、「産休」「育児休」で絶えず2-3人が休んでいた。しかし男性で、「産休」を取ると言うのは彼が始めてであった。取...
松本の鉄砲 ご当地もの2
- 2008/01/29
- 14:00

自分の住んでいる地域の刀や鉄砲を集める面白さが地方の人にはある。この鉄砲は、かなり特徴的であり、恐らく松本藩の規定のものだっただろう。松本から出、長野の登録だ。全長、107cm、銃身長76cm、口径15.7mmで6匁弱だ。木部は濃く着色された漆塗りだ。(土浦の関流に近い台座の色と大きさだ。)カラクリは土佐の鉄砲に見るように、台の上から一本の鋲が降りて、その鋲が固定する。鉄の火鋏と真鍮の地金(板)の...
日本映画、あまり選択の余地がなかった。
- 2008/01/29
- 04:58

2008年日本アカデミー賞最終選考の投票用紙が来た。過去数年、大体投票した作品が受賞したことは以前も書いた。ようするに選択の余地があまりないのだ。製作者が賞を目標にしてないのか。それともあまりに映画を軽く作っているのか。その辺は良く分からない。最終作品に残っているのは、「続3丁目の夕日」「キサラギ」「それでもボクはやってない」「東京タワー」「眉山」だ。日本アカデミー賞の特徴はアニメ部門が2番目に来...
手こずった「ジェシー・ジェームスの暗殺」 本と映画 8
- 2008/01/29
- 04:38

本は順調に読んでいる。まだ読書眼鏡がいらないのは、大きな要素、どこでも読める。この本は映画化を機に急遽日本で翻訳、発売された。原題は「ジ・アサッシネーション・オブ・ジェシー・ジェームス・バイ・カワード・ロバート・フォード」ロン・ハンセン著だ。ブラット・ピットが自分でプロデュースして主演した映画の原作だ。はっきり言って本には手こずった。集英社刊訳が悪いのだ。ぶちぶち切れて滑らかに読めない。本はロン・...
和製管打ち銃 その3
- 2008/01/28
- 08:22

明治時代になっても、狩猟をする人の中には、日本の火縄銃型の頬付け銃床を好む傾向があったと言われている。頬付けの方がスナップ(早撃ち)がきくので、黒色火薬を使っていた時代には有利だったかもしれない。昨年、山道を下っている最中に、道路の横の果樹園跡に鳥が見えた。少し先にジープを停め、エンジンは掛けたまま銃を持って、道路から降りてみた。右手に雉が2羽いた。良く見ると2羽とも雌だ。これは撃てない。すると左...
「2020年からの警告」 本7
- 2008/01/28
- 07:33

2020年には日本は崩壊していると言うのが、様々な経済指標から読める結果だ。バブル崩壊以降、まだ金融パニックが続いてきて、その根はまだ断ち切られてない。それに原油高。年金問題や、団塊の世代の大量退職。良い要素は何もない。さらに年を追うごとに進行する少子高齢化と、国家財政借金の増加。国全体が「夕張市」化していく。これがこの本「2020年の日本からの警告」川又 三智彦著、光文社のデータブックの内容だ。...
ロケーション
- 2008/01/28
- 07:17

昨夜、夕食に行く6時半ごろ、近所の比較的大きな児童公園でロケーションが進行中であった。規模からすると、テレビドラマだ。夜間の公園のシーン。子役もバスの中で待機していた。8時過ぎ、僕等が戻るころ、ようやく「スタート」の声が聞こえた。恐らく子供が夜の公園にいるワンカットだ。何時間も掛けて、ほんの2-3分のシーンだろうが、重要なシーンは手抜きは出来ない。仕事で、コマーシャル、テレビドラマ、そして映画まで...
侍筒の菅打ち改造
- 2008/01/27
- 14:02

日本の火縄銃でパーカッション方式に改造された銃は多い。幕末、ほとんど火縄銃しかないところに、19世紀初頭、ナポレオン戦争の頃開発された、菅打ち式が紹介されると、既存の火縄銃をこれに改造したのだ。ロック(カラクリ)が長くなるが、頬当て式銃床をそのまま使っていた。この例は、銃身の上に10個の凡字象嵌のある、立派な侍筒だ。サイズは土浦の関流にちかく、全長が約1m、銃身長70cm弱の六匁筒(口径16mm)...
「左翼」の定義とその弊害
- 2008/01/27
- 09:22

私が「左翼」を眼の敵とする理由を述べよう。日本の左翼の原点は戦後だ。勿論、戦前もいたが、共産主義を恐れる政府に完全に抑えられていた。ソ連の共産主義が世界的に興隆した、1945年以降だ。なぜ、占領軍はほっておいたか、占領軍は軍国主義には厳しかったが、将来の冷戦の構図を見抜けてなかった。それで日本には左翼が北から南に下がってきた。プロレタリアート革命を信じて、メーデー事件など暴力的な姿勢は、一応は成田...
CFプランナー向井 敏さん
- 2008/01/27
- 09:05

コマーシャルフィルムのプランナー、プロデュサーを目指す人は多い。昨日、地下鉄駅で突然、北沢欣二さん、向井敏さんを思い出した。1970年代、CFが全盛期を迎え、僕が新米の営業だった頃、CFプランナーの存在は尊敬できる面と出来ない面の二つの要素を同時に持った人たちが多かった。立派な大人が,自分が説明した案がクライアントに受け入れないと、泣いたりした。慰めながらオフィスへ戻った。夜中にもう一度、クライア...
パラトルーパーみたいな外出着
- 2008/01/26
- 09:33

北海道の冬は厳しいので、娘はこのような孫の外出着を使っている。これは東京でも見られるが、母親の前にぶら下げる形式だ。長さ66cm。ダウン、安いものだから本ものではないだろうが、のツナギ(オーバーオール)だ。幅広のハーネスで母親の身体に留める。着用は楽だ。この中に赤ん坊を入れて、ハーネスの留め具をとめていくだけだ。ハーネスは両肩と腰に周り、重量を分散させる。孫は生まれたときは小さかったが、生後100...
なぜ国民番号制度が出ない年金問題。
- 2008/01/26
- 08:26

年金の問題、毎日ああでもない、こうでもないが続く。画像は、近くのバス停の柱に貼られた、幅10x高さ20cmほどの小さなものだ。手書きで、「極悪天下、社会保険庁、行政横領詐欺」と書いてある。かって社会保険庁はまだ年金の支払いが小さく、収入が多い期間、その資産を無駄遣いしたり、横領したりしたと言う「怒り」を表現している。これを書いて貼った人は心底その「怒り」のやり場がないのだろう。「年金特別便」ダイレ...
トヨタ 横井 明氏の訃報
- 2008/01/26
- 08:07

この人ほど、アジア、中東、豪州などで、トヨタ世界一に貢献した人はいない。現場人間だった。現地に溶け込む努力をした。生産から販売まで一貫した責任者だった。僕がトヨタ海外担当で、アジア諸国、オーストラリアの広告の仕事をしていた時、彼は地域の最高責任者だった。さまざまな提案に耳を傾け、アドバイスをくれ、承認してくれた。最後にお会いしたのは、4年ほど前か、自動織機社のゲストハウスのようなところで、良いワイ...
北島 康介 「金」を獲ってくれ。
- 2008/01/25
- 20:10

今日の昼、女性スポーツジャーナリスト、日本ペンクラブ会員の長田 渚左(おさだ なぎさ)さんの話を聞いた。僕もスポーツの仕事は随分したので面白く聞いたが、他の人にはいまひとつだった。寝てた人も見られた。彼女はフジテレビでスポーツ解説をしていたと紹介があったが、僕はCXは見ることがないので、初めての顔だった。スポーツ競技はなぜあるか。「正直がスポーツの心であるとしていた。」ボクシングの例を出していたが...
イラン革命防衛隊高速ボートと「震洋」
- 2008/01/25
- 06:00

2週間ほど前に紅海で、航行中のアメリカ艦船にイラン革命防衛隊の船が接近し、緊張が高まったことがあった。映像で見ると、イランの艦船は小型の高速ボートだった。これは緊張が高かまったはずだ。日本の「震洋」のような、特攻兵器に見えるからだ。この種のモーターボート兵器は日本海軍だけでなく、陸軍でも採用された。「震洋」は元は特攻兵器ではなく、舵輪固定装置があり、操縦員は目標に衝突する寸前に後方から脱出すること...
「白亜荘」の不思議
- 2008/01/25
- 05:53

世界一土地の価格が高い東京都心、その一角にもう何十年も使われていない土地がまだ沢山ある。何が問題かまったく推測もつかないが、昭和初期に建てられたであろう、日本風の店舗、集合住宅のコンビネーション。当時はしゃれたものだっただろう。間口10m、奥行き20mほどの二階建ての大きな建物だ。木造、瓦屋根、外装が凝っている、タイル張りだ。階下は、機械屋さんだったようだ。中小工場用の旋盤などの機械を扱っていたよ...
叙勲
- 2008/01/24
- 12:37

昭和39年1月、閣議決定された戦没者叙位、叙勲で、伯父は叙位、叙勲され、昭和42年(1967)勲章が送られて来た。祖父はその5年くらい前に故人となり、祖母が受け取ったはずだ。叙位対象者は7万人、叙勲は軍人、軍属約210万人が対象だった。彼が中国戦線で夜間飛行中、戦死したときは、小磯 国昭内閣(1944・7-45・4)だった。戦死して陸軍大尉に任命された証書は小磯国昭大臣の名だった。昭和19年11月...
ガソリン税値下げは日本の命取り
- 2008/01/24
- 07:31

昨日の全国県、市町村議会議員の「ガソリン税特別法存続賛成集会」に、サイトでは反対を唱えていた、二階 俊博(小沢の子分)自民党議員も出席していた。民主党でも党の方針に反対の議員が出ていた。重要なことは、ガソリン税反対は、日本の経済、社会の命取りになることは、明白である。その理由は今までも書いたが、まとめると、1)日本は石油に頼らぬ将来を開拓すべきという中長期な方針を持つべき。2)25円値下げしてガソ...
日本製菅打ち銃の例
- 2008/01/23
- 15:17

和製のパーカッション銃には、火縄銃型の頬付け銃床、洋式銃の肩付け銃床のものがある。火縄銃形のものには、火縄銃の改造と、最初からこの形で製作したものがある。この銃は、火縄銃型だが、最初からこのように製作してもので、改造ではない。カラクリ(ロック)は短い銃床に長く入っている。引き鉄が手前にくるからだ。撃鉄(ハンマー)はいわゆる狐型だ。しかも射的銃だ。全長は135cm、銃身長105cm、で一般的火縄銃よ...
本当に雪になった、「雪見障子」の出番。
- 2008/01/23
- 07:50

先週は行く予定のゴルフ場が雪でクローズ。今週は今日、行く予定だった。昨日、また天気予報は外れるよ、とも思ったが。昨日午後、ボクシングジムに行き、会長とミット打ちをやり、汗をかいて、竹の湯で筋肉をほぐして帰った。風呂屋のテレビも今朝の降雪を伝えていた。そこで、同行するI氏に電話して相談。ティーオフの予約はキャンセルした。夜中、雪の降っていた様子はなかった。しかし、起きた頃から降り始めた。外に置いた車...
世界恐慌は起こるか?
- 2008/01/23
- 07:40

困ったことになった。およそ、80年前の1929年10月29日(火)ウオール街の株価が大暴落し、それが世界中に広がり、それから第二次世界大戦への道にまっしぐらに進んでいったことは周知の事実である。アメリカは20世紀になり、グラハム・ベルが発明して電話が一般化、一方モータリゼーションが進み、経済が拡大した。その電話による投機がはじけたのがこの大恐慌の始まりだ。20世紀末からはパソコンが一般化して、パソ...
ガソリン税は逆に上げるべき。
- 2008/01/22
- 10:52

昨日の日本経済新聞夕刊のベタ記事。全国知事会など6団体が、ガソリン税暫定法の維持を求めて声明を出したというものだ。地方の声もガソリンを25円下げて、どの程度の経済効果があるのか、それよりも使用者負担の原則で今の税制の維持を希望し、その財源に使いたいと言っているのだ。これをベタ記事にする日経の社論が分からん。NHKは何も報道しない。また、自民党幹部、「二階 俊博」議員は自分のサイトで、「子供でも分か...
究極の脱出もの「ザ・ロング・ウオーク」 本6
- 2008/01/22
- 05:59

ようやく、日本語版が出た。「脱出記」 スラボォミール・ライイッツ著、海津 正彦訳。ヴィレッジブックス刊。この話は実話であり、50年前に英語版が発刊された。原題は「ザ・ロング・ウオーク」以前、読みかけたが、あまりの暗い内容で、数ページで止めた。日本語版は訳が良い、読み易い。正確だ。ソ連の極北に近いラーゲリから脱出して印度まで歩いた元ポーランド士官たちの約1年間の話だ。時は1941年春からで、ソ連はド...
読者からの手紙
- 2008/01/22
- 05:40

先週、火縄銃の本を注文してくれて方がいた。どうもやり取りでギクシャクした。①と②、両方を別々に送った。今日、本当の購入者から手紙をいただき、納得した。注文して来た人は彼のお孫さんだった。本人が孫に本をネットで探して呉れと頼み、その子とやり取りしていたのだった。手紙を下さった方は僕より年配だろう。火縄銃、鎧、槍、刀など、日本の武具が好きで、手紙の要旨は、自分の所有する火縄銃に関しての問い合わせだ。立派...