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記事一覧

にせもの「日本骨董家具」

「階段箪笥」は殆ど出ない。家に作りつけの家具だったのだが、もうそういう家具が付いていた家の改造や建て替えがないからだ。出ると数十万円つく。それで、台湾などで作くらせた比較的小型の階段箪笥が良く入って来ている。画像。これらは東京アメリカンクラブで行われたアジア家具の販売会で見たものだ。10くらいのディラーが出て、そのうち3つくらいが本当の日本の骨董家具を扱うディラーだった。そこには本物があったが、外...

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「拳銃摘発」のポスター

最近、九州北部と関東北部での発砲事件が多い。昨日は、前装銃射撃に必要な黒色火薬譲渡許可を貰いに所轄署に行った。本当は実包より黒色火薬だけを出すほうが危ないし、厳重な審査が必要だ。爆弾が作れるからだ。必要なだけほんの少量。これから販売しているところを探すのが大変だ。現在、黒色火薬は捕鯨砲と花火にしか使われてない。そこで「拳銃摘発のポスター」を見た。拳銃は小さいので隠し易い。だから摘発が難しい。以前、...

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「宝塚ファン」この幸せな人たち

「宝塚歌劇」は見たことはないが、強いファン層に支えら得ているようだ。地上波では番組はないが、「WOWOW」が昔から放送している。日比谷の午前遅くの殆ど毎日の風景だ。ファンが両側に500人くらい詰め掛けて整然とスターの到着を待っている。殆どが女性で、あまり若い人はいない。いろんな年代の人たちが友達同士で来てると言う感じだ。カメラ、ケイタイを持ち、スターが来ると立ち上がる。この後、公演開始まで、シャン...

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「原発・正力・CIA]有馬 哲夫著 本19

2008年2月の新潮新書の新刊だ。「機密文書で読む昭和裏面史」の副題がある。有馬氏は早稲田大学大学院教授で、「日本テレビとCIA]と言う著作もあり、このテーマに精力的に取り組んできた。この本の内容は、戦後、アメリカで軍用、民用に発達した原子力。しかし日本は長崎、広島、第五福竜丸などの不幸な歴史から、平和利用とは言え原子力アレルギーがとても強かった。CIAは讀賣、日本テレビ社主の「正力 松太郎」氏を...

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切り詰められた九九式短小銃7.7mm

九九式小銃は威力のある小銃だ。この例はかって雑誌に「戦車兵用に試作されたもの」と紹介されたが、どうみても実用ではない。赤羽あたりにいた占領軍軍需部のGIガンスミスの作とみた。銃床は3分の2ほど、銃身は半分ほどに切り詰められている。銃床板も照星も付いているが、このくらいの作業は、ちょっと機械をいじれる人間なら可能だ。アメリカでもこの手の改造は良く見た。日本の7.7mm弾、アメリカの30.06に近いは...

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リスクビジネスになったか保険業界

「ぞっとした。」昨年10月から、3つの物件の保険が切れていたのだ。2-3日前に、妻が気が付いた。確定申告の控除の書類が来なかったからだ。保険代理店は40年来の付き合い、信頼してた。保険会社もだ。代理店の話によると、何でも規則が変り、保険の商品が変更になり、クライアント(被保険者)の承諾を得るに私等に連絡が付かなかったというような、まさに「あってはならない」理由のためだ。もし火災など、ここのところ、...

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映画は「遅れてくる」。

アカデミー賞。アメリカにいたら、主要な賞の作品は観てなければ話が合わぬ。今回の主要な賞(作品、監督、主演、助演)のうち観たものは3本のみ。「エディット・ピアフ」「スウィニー・トッド」「エリザベス」だけだった。他の作品は日本での公開がまだだからだ。これではアカデミーの中継をやっても視聴は取れなかっただろう。日本は文化的に異なると言うところか。「エデット・ピアフ」は昨年6月の末、ニューヨークを歩いてい...

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90式戦車にも名前を。

90式戦車、横の櫻の木も、気のせいか少し蕾が大きくなってきたように見える。一両10億円だそうだ。アメリカでの性能試験では、命中率の良さを証明し、この戦車を有名にした。日本では第3世代の戦車と言われ、幅3.3mx砲を付けた全長10m近い。だが重量は50トンと軽く、日本の地形、それでも主に北海道向けに開発され、配備されている。乗員は3名。200両くらいが作られているはずだが。しかし、アメリカの「エイブ...

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無法トラックの横行

大体、大きなものに衝突すると小さなものはどうにもならぬ。海上でも地上でも同じだ。常磐道は違法トラックの天国だ。ほとんど取締りがないからだ。この赤いダンプは、土砂を積載しているが、シートを被せてない。「バシッー」とフロントグラスに石が当たることがある。雨が降り出したらどうするつもりだろう。重量オーバーになること確実だし。もう一台のトラックは、廃棄金属を満載しているが、これも上の方は風圧で今にも散りば...

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短くした村田銃11mm

軍用村田銃の一部は猟銃として払い下げられた。払い下げ先の会社で銃身を滑腔にして散弾銃にした。また村田銃として様々な口径の猟銃も生産された。猟用にした場合の一番の特徴は、銃床(ストック)を短くして、重量を軽減していることだ。画像上のもの。下の銃は軍用であったか、猟用であったか定かではないが、こう棹(ボルトハンドル)の形から猟用であった可能性が大きい。全体を切り詰めてある。銃床も短くし、銃身も。全長は...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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