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記事一覧

映画館

シヤンテシネをはじめ有楽町で映画を見ることは何回か書いた。どの映画館も、スクリーンは明るい、音響、シートは良く、快適だ。一昨日は、シャンテでダニエル・ディ・ルイスの「ゼア・ウィル・ビィ・ブラッド」を見た。タイトルは訳しようがないので、英語のままだ。多分、聖書にあった言葉だろう。20世紀初頭の石油を掘るシーンが素晴らしい。井戸、道具、バレル、労働者たち。手を抜いてない。昔、オクラホマを舞台にした石油...

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花嫁の伯父

従姉妹の娘が連休の頃、結婚すると母から聞いていた。妻に祝いを用意して貰い、そのままになっていた。今朝から母に託そうと連絡したが通じない。一緒に住んでいる弟の嫁に電話したら、今日が結婚式で、今披露宴の最中だと言う。会場のホテルはミッドタウン、幸い家から距離はない。午前中、礼拝に行ったままで、「スタンフォードレデイス」を見ていたので、そのままマリーンに打ち乗り走る。右足首にはテープ。もう昼の披露宴も終...

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九九式軽機関銃のガスレギュレター(規制子)

日本帝国の機関銃はガス圧利用式が多くしかもそのガス圧を必ず調整した。開発者の南部氏がそういう考え方で、部品の数は多くなるが、規制子をつけた。規制子はガス筒の前にあり、5段階で銃身から抜けるガスの量を調整した。画像の真中の丸い環になっている部分がそうだ。これをまわすとガスの抜ける量が変る。発射で、汚れてくると抜けるガスを多くした。はじめから多くしておくチェコ機銃、BAR(ブローニングオートライフル)のよ...

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成功だったのか長野聖火リレー

イベントの性格上、成功とは思わないが、北京五輪は成功しなければ困る。これはもう今の現実だ。これだけははっきりしているが、出来レースでメダル数は中国が圧倒的に占めるだろう。覇権国家の性格上、オリンピックを最大限に利用するつもりだからだ。平和祭典オリンピックを自己宣伝に最大限利用した大先輩にヒトラー総統もいた。いま誰もこんなことを言わないが、東京も1940年大会招致でこれをやろうとした。アメリカにいた...

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小型の火薬入れ3種

小型の火薬入れで、火薬はせいぜい10-20発分くらいしか入らない。火縄銃や、管打ち銃、前装銃での猟では恐らく一日、10発も発射することはなかったから、火薬が湿気ることを考えるとこのサイズで十分なはずだが。猟に行けば、雨にも合う。左の櫻の皮を巻いた箱状のものは7x7cm。山形の方では下級武士の内職としてこういう細工で様々な小物を作ることが流行ったそうだ。見かけより凝っている。真中の、長門という紙紐を...

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高級ホテルもテロ以上の警戒だろう硫化水素自殺。

考えられなかったことが起こる。「硫化水素自殺」はインターネットのせいだ。知らない間に流行になってしまい、この都心の高級ホテルでも発生した。ホテルが蒙った損害は甚大なものだろう。硫化水素は火山ガスで有名だった。たしか、温泉客や、登山者が被害に会い、大騒ぎになったこともあった。これが、入浴剤に含まれる硫黄と、洗剤を合成して簡単に発生できるなんて。無色気体で、空気より重く、肺に障害を与えるから始末に悪い...

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函館戸井のマグロ丼

函館空港で一昨日、時間があった。それで空港最上階のレストラン、和洋中何でもあるで、また飲み、食べた。戸井マグロ丼、1800円を夕食に食べた。画像、左はメニューの写真。戸井は函館の町からほど遠くない、亀田半島の先端、青森の下北半島を望むところ。戸井マグロ漁は20艘の船団を組み、津軽海峡に出て、電気ショックでマグロを仮死状態にしてあげるので、美味しいという説明がレストランの入り口に写真入りで出ていた。...

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九九式軽機の提把(提げ手)

10日、早稲田大学材料工学技術研究所で、日本銃砲史学会例会の講師になる。今、その準備をしている。Nさんが、僕の出来ないレジメ部分を手伝ってくれている。一応パワーポイントにする。テーマは「日本への機関銃導入」を「第二の鉄砲伝来」に例えての話だ。この九九式軽機、7・7mm無稼動を持っていくつもりだ。この九九式軽機は昭和十八年三月の製造だが、銃身は十九年製がついている。銃身は交換するから、新しくなったも...

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弘兼 憲史のビジネス書

先日、本屋の店先で見た。全12巻で、大体3種の内容に分類できる。①経済知識全般。②管理・会計など会社知識。③一般作業の効率化。中を覗いてみると、例のサラリーマン漫画を使い、分かり易い。しかし内容は初歩的だ。新入社員を対象としていると思われるが、キャラクター、筆者からするともっと広い層か。特に③では、ビジネスマナー、手帳術、企画書の書き方、ビジネス整理術、ビジネス文書、時間活用術、企画プレゼン。などで、...

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散弾入れの皮袋の付いた火薬入れ、玉入れ

火縄銃、火打石銃、そして初期の管打ち銃などの前装滑腔銃は、丸球でも散弾でも装填できる点だ。猟に出れば、獣は丸球、鳥は散弾と目標に合わせた。この火薬入れは先日紹介したセットのものと同じような裏皮を使ったもので、高さ10x幅10x厚さ3cmの大きさ。これに2匁半ほどの丸球を収納する皮の玉入れ。口に玉が一発づつ引っかかる方式。長さ25cm。長い玉袋の理由は、帯に挟んだからだ。玉は挟んだ上に来ても、出し口...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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