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記事一覧

火打石銃には口薬を使わなかったか?

日本に火打石鉄砲の歴史があまりないので、その背景を調べている。火縄銃では、銃身の装填する火薬の粒より細かい火薬を火皿に盛り、それに火縄の火で着火させる。火打石銃も着火が火打石を使っているだけで同じ仕組みなのだが、細かい着火薬を使わないと言う人もいる。画像の火薬入れは、僕がテネシー州の友人、ルイス・ワタナベから貰った、彼自作のものだ。彼自身は外観は日本人を思わすものはまったくないが、苗字は日本名なの...

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秋を楽しむ

実はゴルフには快適な季節は短い。暑いか寒い。自然との闘いが目的のスポーツだからそれも良いが。ニューヨーク、コネチカットではもう今週などは不可能だ。そして5月になるまで休み。だから上手にならなかったとは言わないが。昨日は、いつものメンバーで出かけた。あまりにも良い季節。寒くも無く、暑くも無く、乾燥し、前夜の雨で芝も良い。それで27ホールズ、廻った。午前18、午後9。15km歩いた計算になる。景色も綺...

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オバマ候補に対する中傷

金融危機で共和党は絶体絶命だ。もうすでに大統領選の結果は判明しているだろう。事前投票の出口調査が行われているからだ。メディアが共同で実施するが、本選では国内の時差があり、今まで何回か問題になった。有名なのは、ブッシュ対ゴアのフロリダだった。ネット上には日本のマスコミは「白人至上主義者」と言うが、僕もそのメンバーと親しくしてたから、必ずしもそうではない、がオバマ候補に対する中傷をまだまだ進めている。...

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散弾の使用

日本の火縄銃で散弾を使用したかだ。藤次郎の話によると時々、散弾や丸弾が装填されたままの鉄砲が出てくるそうだ。彼は詳しく書きとめてあると言うので、昨日、水泳に行く途中、電話したが出なかった。先週、テレビのイベントに出た彼を見たが。この箱には猟師が使った火薬入れ、玉入れなどの道具とともに、玉つくりの道具も入っていた。その手前の平たいものが散弾をつくるものだ。上から溶けた鉛を流し込むと、長い凸凹の筋が出...

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金融危機の行方、日本は来週火曜

まったく馬鹿な話だ。イスカリティのユダみたいだ。世界中が騙された。オイル価格は円換算で夏前の3分の1だそうだ。異常な経済状態の象徴。でも先進各国政府は今回、相当頑張った。日本は一昨日がターニングポイントで、今日、明日の動向、そして、休みの月曜のあと、火曜で今後の方向が決まるだろう。それにしても、NHKなどが専門家の意見として聞いている人たちは殆どが専門家でない。フォリサイ派の手下だ。外資系の金融機...

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銀座のレース場

博品館にレーストラックが出来たと聞いたので寄ってみた。昨日も昼食の約束が銀座であったからだ。昔、白金にあった。20年近く前か。「ピットクルー」に言ったら「聞いたことがある」と言っていた。5分間、200円、入れる。車は借りる。フェラリーを借りた。あと2人来ていた人たちも同じくらいの年。子供はいなかったが、休日は来るだろう。なかなかコースは複雑だ。全長36m。長い。登りのヘアピンが見えないので、そこで...

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うつ病対策

昨日は銀座に出て、昔、僕が部長になったとき新入社員として配属されてきたエヌ君と昼食をした。彼が部長に昇格したので、そのお祝いだった。大きなクライアント担当で、派遣の人も入れて15名ばかりの所帯だそうだ。これは大変だなと感じた。僕が社長をしていた会社は大体20%くらいが「うつ」状態だった。これは管理者の一番頭の痛い問題だった。「うつ」は人間は、動物として生きるアドレナリン、ヒレトニンなどが不足すると...

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日本の火打石と鉄

フリントロック銃の研究をしていると、西欧と日本では、マッチ以前、どのように「火を起して」いたかに興味をもった。画像のものは、露天で見つけた、汚い木製の箱に入っていた、石と鉄だ。このほかに箱は仕切られて、蒲の穂を乾かし、それに炭の粉を混ぜたホクチというものが入っていた。箱から黒い埃が出てくるので今は家に置いてない。鉄の長さ10cmほど、石は手のひらで握れるほどだ。名和先生の話によれば、昭和初期まで各...

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40%の食べ物が捨てられている。

大手コンビニチェーンを立ち上げ、現在はコンサルタントのエフ氏の話だ。日本では原材料から加工品までの食料40%が、欠陥品、賞味期限、消費期限、品質保存期限と家庭、給食、レストランでの食べ残しなどのため、人間の腹に収まってないそうだ。自分では実感がわかないが社会的にそういう構造になっているのだろう。京都大学の調査でも家庭ゴミのなかで占める食品の無駄は増える一方だそうだ。未開封のまま捨ててあるものも多い...

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フリントロックのライター

今、なぜ日本が江戸期、火打石銃を採用しなかったか、を書いている。「鎖国してたからしらなかったのだよ。」と言うのが当たり前の答え。そんな単純なものではない。この小さな長さ3cmの卵型のライターは江戸期の贅沢品だ。横の釦を押すと、火打石(火打石銃と同じようにネジでとめてある)がバネの力で落ちて、火打ち金を打ち、出た火花が下のホクチ(炭と蒲の穂を混ぜたもの、硝石を少し入れることもある)に着火して、その火...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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