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記事一覧

向島へ名人に会いに行った

この人との付き合いは考えてみると30年間近くになるか。根っからの職人だから、私のようなビジネスをやっていた人間とは肌合いは全く違う。でもずっと行ったり来たり付き合っている。損得はなしと言うところだろう。今、前装銃で射撃している鉄砲は彼が1980年ごろ調整し、その後、この8月まで一回も調整なしで使用していた。数千発撃っただろう。しかしポルトガルで落としてしまい、カラクリが狂った。ご老公に夜中にどうに...

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ひっそりと置いてある九四式対戦車砲

すでに退職した陸自の方から真面目に聞かれたことがある。「自分は砲科であっが、日本陸軍の大砲は米軍のものに比較してなぜあんなにちゃちだったのでしょう」、と。戦後、自衛隊発足の際に供与された火砲類と、日本陸軍が大陸での戦闘を想定しつつ開発した火砲類では時代的な差はあるが、私は火砲類はあまり詳しくないが勉強してお答えすると言ったことがある。確かに日中戦争のために用意した帝国日本陸軍の火砲は、第二次世界大...

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ことし最大の論文

ある学会誌に「解説論文」を書いた。防衛大学のD先生が見て下さった。若い博士だが、有能な方だ。中原博士が老人ホームに入られたので、D先生が継承して下さった。これは助かる。私は文章を書くのも仕事だったが、論文は指導がないと書けない。今年は数点、史学会に書いたが、この作品と、板橋資料館図録用、「日本の光学兵器」の2つが大きな作業だった。昨日は起きてすぐ、妻と友人のエフ夫人とゴルフに行った。相変わらず右手は...

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フランス人のとのコミニケーション

私が書いた英文の本を持っている人だ。勿論会ったことはない。彼の友人が8月にポルトガルの世界大会に行ったそうだ。そこで私がバルセロスの町の図書館に寄付した英文、日本文の本を観て、話を聞き、その日本文の本があるかを聞いて来た。少数、残部があるが、全部日本語だ、しかし写真は90ページ、オールカラーで入っていると、答えた。今、もうこれだけの本は印刷できない。このHPに見本があると。自分と友人分を送ってくれと...

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155mm榴弾砲、英国やドイツの兵器と共通の兵器

都知事選にレンポウが出場との話、最近、不愉快な話のひとつだ。都民はいつからそんなにアホになったか。とにかくあの勘違い人間を評価している。私は大学生のころあのにやにやした美濃部都知事を覚えている。東京のインフラを10年停滞さした男だ。都民は本質的に大阪よりアホかもしれない。先日、展示で見た155mm榴弾砲。牽引して運ばれる恐らく最大のものではないか。全長10m。砲身は6m。射程は12000mだそうだ...

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城の博物館を作る話を鑑定団に

同じ学会のTさんのことだ。50年間、城に関する歴史を研究し、資料を収集し、安中に引っ越した。このたび12チャンの「何でもお宝鑑定団」に出るので、HPに掲載してくれと頼まれた。昨夜の放映。まず城の歴史の話、これは彼が恐らく「書きや」に話した内容だろう。分かり易く良く出来ていた。なるほど、それで江戸期の平城ができたのか。江戸期、各大名は自分の城の改修、地震や台風、老化で、の際は幕府のご認可が必要であった。...

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203mm自走榴弾砲

これだけ大きなものをわずか13名の兵で操作できるのがすごいと感じた。しかし精密誘導兵器の出現でこの榴弾砲も時代遅れなものなのか。長さは11mくらい、重さ28.5tある。これは先週、土浦駐屯地で見学したものだ。面白いのは左側の照準器。何らかの観測器と通信で繋がっているのであろうが、照準器はレンズを使用したと思われる光学式のものだ。ノモンハンで加農砲を苦労して牽引し持っていき、毎日撃っているうちに摩耗...

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92式地雷原処理車

珍しいものを観た。先日、朝霞で置いてあったものだ。翌日のデモのために動くようにして。1992年に制式採用になり、施設科に配属されている。2連のロケット弾が、地雷原に飛び出す。後ろにワイヤーを引きながら。どのくらい先まで飛ぶかは調整できるのだろうが、ワイヤーは数十mあり、そこに26個の爆薬が繋がっている。ロケットに引きづられて、飛んでいき、地面に落ちると、直線に爆薬が同時に爆発して、かなりの距離の地雷...

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中村幸裕の試合

社会人になって3回目の試合が12月22日に行われることになった。先週、昼、会った。「練習は?」と聞いてもしょうがないことを聞いた。「適当にやってます。」社会人になり1勝1敗だ。負けから、仕事で鍛えられ、精神的にも強くなったしぶとくなったと思う。ボクシングは最後の最後まで分からない。(仕組まれてれば別だが)先日、社長にも「強い社員がいても良いじゃないですか。職場の雰囲気がまとまります。」と言った。い...

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大砲の発射

155mm榴弾砲みたいな大きな大砲。空砲とは言え、とても大きな発射音だ。敵陣地攻撃援護に何発も発射した。これは迫力があると言うかすごいものだった。赤い旗を下へ下ろすと「発射」だ。多くの観客は耳をふさぐ。火力演習と同じ。良く見ると、すぐ後ろは民家だ。事前に挨拶に行っているだろうが、多くの住民は観客として来ているかもしれない。いずれにせよ、近隣の理解がなければできないことだ。このイベントは年に一回だが...

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長いきつい坂

一番、がっかりするのは一生懸命やったのに、感情的に批判されることだ。論理的に言われるのなら、これは分かる。チリの大統領も、一晩中、山の中で救助作業を見守っていたが、売名だと非難するメディアもあった。当たり前だ。政治家だから出てくればそれだけ存在感がます。あの事故、考えるに大統領の判断がなければ成功しなかったと思う。チリはけして裕福な国ではない。しかし33人の人命のほうが重要と判断した。恐らくあの救...

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攻撃を受けた74式戦車

日曜日、武器学校の58周年式典、ドリルで見たシーンだ。74式戦車が敵の攻撃を受けて、破損した想定だ。発煙筒を使ったいるがなかなか迫力があった。これで砲身が破損し、その砲身を砲身交換作業車がやってきて、交換し、また戦列に復帰すると言うストリーだ。「ドーン」と言う音とともに煙がこのように多量にでた。左の頭の人は、民主党の女性国会議員で、毎年、この式典には来られる。父上が自衛官だったので、格別な思いがあ...

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自分の意思

西郷隆盛の話を先日書いた。坂本龍馬がブームになったのも西郷ドンも激動する時代に自分の考え方を確信していた人たちのほんの一例だろうが、それが受けているのだ。なぜなら今そういう人間が少ないからではないか。カンさん、私が今まで誤解していた部分もあったが、リーダーとしては国際的に認められてない、と言う点が一番大きな問題だ。カンさんの考えている方向性が我々、国民でも良く分からない。日本くらいの国で、きちんと...

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式典のドリル

武器学校の式典の後半は、学校の兵站技術を分かり易く説明するドリルだ。左手が敵に占拠され、陣地化しているそこに攻撃を掛ける、右手からは115mm榴弾砲、迫撃砲などの援護、歩兵が展開する。毎年、同じパターンだが、砲身が痛んだ戦車の砲身交換、発動機がやられた戦闘車両のエンジン交換、それと重い先頭車両のけん引、これを敵前で、15分間くらいで行う。上空には戦闘ヘリコプターAH1が飛来し、敵陣地を牽制攻撃する。...

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武器学校から感謝状をいただく

一昨日の日曜は、陸上自衛隊土浦駐屯地の58周年記念式典だった。10時から12時まで、壇上で陽を浴びた。隊員はドリルをやるから大変だ。この10月とも思えぬ天気。その前、司令、学校長より、武器学校技術資料館作業に関して、感謝状をいただいた。感謝状はだいたい、団体に手渡されるが、個人は後援会長と私だけあった。今まで会社のため、家族のため、どちらかと言うと自分のことで働いて来たが、国家に貢献できたのは楽し...

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複雑な世の中

一番、大切なことはコミニケーションだと思う。自分をさておいて、直接、対面しコミニケーションを採らなくても良いのが、インターネット。非対面コミニケーションはある意味で危険だ。誤解の海だ。メールは届いているのに返事がない。これは一番参る。我々の年代では、コミニケーションのデバイドが大きい。パソコン、携帯メール、携帯、何も持ってない人も多い。直接、家庭電話にメッセージが残っている。それでも用事が分かれば...

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2010年を笑う

以前にも書いたが、政治コメディは日本では小さいジャンルだが、この「ザ・ニュースペーパー」は面白い。博品館で12月9回の公演があり、今日、土曜から発売だ。1-2日間で完売になることは確実。今日は朝8時までに、茨城の武器学校に行くことになっている。一昨年、主に行った、武器兵器小火器展示の顧問作業に関して、感謝状をいただけることになった。そのあと、開校記念日式典とドリル、ここは戦闘車両が多いので面白いを、観...

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京劇の謎

1994年ごろアメリカで「フェアウエル・マイ・コンカーバィン」と言う題名の中国映画、京劇俳優のストリーを見た。大体、京劇に知識がなく、その由来も知らなかった。しかも英語字幕。今日の午餐会には、袁 英明さんが来て「京劇の美」と言う話とサワリを演じて呉れた。うーん、何となく理解できた。京劇は思ったより新しい芸能で清の時代、日本の幕末ごろに形成されたそうだ。総合芸術で、うた、台詞、しぐさ、立ち回りの4要...

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上下水道工事

我が家の上下水道に一抹の不安がある。車の通行を妨げている大銀杏の樹、根本が盛り上がり、馬鹿に元気がよい。私は上下水道に根が入りこんでいるとにらんでいる。アメリカで見たが、樹木の根は長い糸のようになっていて、下水道に入りこみ、玉のようになり栄養分、勿論水分得るのだ。だから雨が降らなくても大元気。当然、この根が大きくなると下水は詰まる。現在、大通りに出る道路の上水道の整備をしている。通りがかりにみると...

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絵画はテーマと実感

昨日は、午後遅く、いつものメンバーで新東京国立美術館の「独立展」に行った。従妹の作品は入賞しなかったので、なかったが、先生方、ベテラン、新興、新人、ジュニアのいずれも大型100-200号の作品を従妹の解説で鑑賞してきた。上手だった人も先生に付かないと、色が段々汚くなった例もあった。絵画もたまには良い。午前中は同じメンバーでゴルフをして来た。朝は雨が降ったようだが、我々はスタートしてからずっと曇り、少し蒸...

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鯨の肉を食べなくて殺された捕鯨船乗組員

19世紀のアメリカや英国の捕鯨は油を採るだけで他は捨てていた。日本は逆で何も捨てない利用法だった。大仏次郎著「天皇の世紀」によれば1840年代末、薩摩藩宝島にアメリカ捕鯨船員が上陸し、薪水と牛を求めた。2人駐在していた役人が断ると、牛を殺し、持ち去ろうとした。役人の一人は家かげから、先頭にいた捕鯨船員を、薩摩筒(6匁だろう)で射殺した。捕鯨船員はあわてて立ち去ったと言う事件だ。射殺されたアメリカ捕...

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チリの大統領

今まで良く知らない国だった。南米の国、スペインからの独立、保守政権、社会主義政権、軍事政権、そして今の民主政権。確か女性大統領の任期最後、地震があった。この鉱山救出劇はさまざまな意味でチリを知るチャンスになった。典型的な中進国、第一次資源、この鉱山で算出した銅などの輸出、最近はチリのシャルドネは良いとカマちゃんが言っていたので、時々買う。昔は黒色火薬の硝石を産したが、それこそ、ノーベル賞で需要が無...

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犯罪は減っていると

ここのところ減少して、昭和40年代の水準まで下がったと言う。午後、警察の講習に出たらそういう話があった。ちなみに都内の昨夜から今朝にかけてのひったくりは15件。女性のシニアへの振り込め詐欺が相変わらず増えているそうだ。これはお手上げ。背景には盗品は国内で売れないようにしてきた犯罪抑止からのようだ。しかし海外に持ち出すケースは相変わらずあろう。インターネット、携帯電話などでの「非対面取引」が問題で、こ...

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かっての捕鯨は今の石油産業

18-19世紀、英米でおよそ1000隻の300トンクラスの遠洋捕鯨船が世界中の海で、大型鯨、マッコウなどを採っていて、その産業規模、は相対的に現在の石油産業だった。この本はアメリカのケントの町の図書館の古本だ。子供用に書かれていて、中にもイラストが多くあり、なかなか興味深いので読んでいる。彼らは4年間も故国には戻らず鯨を追い続けた。そのために世界各地で薪水を得るために日本に開国を迫ったわけでそれだけの政治...

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久しぶりに赤尾敏総裁を思い出した

大日本愛国党の赤尾敏総裁は、ほとんど毎日、数寄屋橋交番横で街宣車の上で、長髪、恐ろしい顔で、反共演説をしていた。大学生のころ、時間があったから、聞くともなく聞いていたが、論理や整合性はしっかりしていたと感じてた。就職してからも銀座にあった事務所から出ると、良く彼が演説していた。昨日、久しぶりに右翼の街宣車が、日劇、昔は朝日新聞だったから皮肉なものだが、そこに止めて街頭演説をしていた。中国や北朝鮮の...

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火縄短筒先目当ての透かし

先日のポルトガルの銃器審査の時の話だ。スペインの銃器メーカーのデザイナー、中年の女性だ、がやってきた。おかしなところを指摘してくれと。いろいろ言ったが、先目当て、照星の透かしはおかしいね。と言った。ところが家に帰って見たら、自分の持っている小口径の短筒のものに同じ透かしが入っていた。どうもこの短筒の写真を仔細に見て、デザインしたらしい。悪いことをした。レプリカのメーカーはスペインとイタリーの2社が...

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大砲の複製品を売っている

アラバマのバンザイメンバーの一人が持っていた。父親が軍人で日本生まれだったが、事業がうまく行っていたようだ。家は南部風コロニアル。玄関までのアプローチに南部連合の旗が星条旗と並んで立っていた。その下に真鍮の南北戦争当時ふうの野砲が置いてあった。少し小型だが、発射できる。レプリカだ。砲口の蓋を外し、布袋のままの火薬を入れ、火門から袋を破る、そこにヒューズを差し込み、紐を引く。音と言うか、空気の波が、...

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日中の戦略的互恵関係と言う言葉

誰が考えて、いつ頃から使い始めた言葉だろう。外務省の定義では「日本、中国が世界に対し、厳粛な責任を持ち、需要な存在であるという認識のもと世界に貢献し、その過程でお互いの利益を拡大発展させる」と言う共通の理解だそうだ。しかし、都合が良すぎる。日本と中国だけではない。特にアジアの諸国は複雑でレベルも意識もバラバラだ。それを利用使用という、お互いの認識というか都合でしかない。中国はまだ危ない。体制が違い...

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レプリカ火縄銃

アメリカにいたころ、デキシーガンワークスのカタログに掲載されていたもので、約500ドルだった。今と同じく、円高だったので、割安感があり、購入した。きたら、がっかりしたが、これも勉強。射撃場に持っていき、何回か撃った。精度は良かったが、やはり味がない。クニトモスタイルと言う触れ込みだったが、一番、気に入らなかったのは銃身が先から元まで同じ太さのパイプ状だったことだ。木部はチェリーだった。1995年のことだ...

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危機意識がないのは良いのか悪いのか

隣国、北朝鮮の後継者と、軍事パレード。伊豆見教授は想定内のことで、後継者の青年もまだ地位が確立されてないと。これからどういう混乱があるか。ジョイイル氏は完全にイルであり、まあそう長くなく、そして後継者が確立されてなければ混乱が起こるだろう。あちらからみての対象としては、韓国より日本だと思う。中国やロシアに向っても、蹴散らされてしまう。アメリカはいくら中長距離弾道弾があっても遠すぎる。やはり日本だ。...

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プロフィール

japaneseweapons

Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



刀,弓,槍,薙刀,甲冑,鎧,火縄銃,軍用銃,機関銃など日本の武器や兵器に関する須川薫雄の研究を紹介はここ:
日本の武器兵器.JP


スポーツアンティークは、スポーツ用品や玩具、江戸期からの日本の食器、家具また、合法的な武具・火縄銃や軍装備品もマニアの方々に用意しております。米・日で約40年間に渡り仕入れたものです。



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