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記事一覧

「文化・文明なり日本の武器・兵器」

日本では武器や兵器を文化や文明と教えることはまずない。一部、例えば銃砲史 学会などでは、科学、技術、歴史と言う多角的な面から武器・兵器は文化、文明と言う観点で研究しているが。昨日はこの題、市ヶ谷に行き、陸上自衛隊中央業務支援隊幹部、隊員の方50名にお話をしてきた。質疑応答を入れ3時間。話す方も持久戦だったが、聞く方も大変であったと思う。自衛官としてと言うより、社会人、父親、母親としての職業上の常識...

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地上用ホチキス13.2mm

エフ氏からご提供いただいた写真だ。13.2mmは、第一次大戦中、戦車に対抗し、ドイツ軍が使用した対戦車機銃に対抗して連合軍の国々で開発された大口径機銃の一種だ。後に対空用になり、日本もフランスのこの方式を採用した。この地上用の三脚架はビッカースのもののように、ゆりかご式に、地上用から対空用に変換できるもののようだ。柄を引いて、台を立てることで、銃身が上を向く。なお、エフ氏はこの機銃の箱型弾倉でなく...

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世界は悪い方に向っているか?

その通りだろうと思う。日本では国内報道は多いが、とても世界中の情勢を詳しく把握することは難しい。仕事をしていた時は、クライアントが大雑把でも地域ごとの情勢を教えてくれたし、売上とか、販促費とか、いろんな要素でどこが、どうという情報は推測できた。何よりも自分で行くチャンスもあったし、現地へ行っている人たちの話も聴けた。断片的だが、今年になって自然災害、テロ、政変、核開発、そういうネガティブなニュース...

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立川の試合と諏訪

今日は立川のフレッシュボーイ戦がある。昨日は銀座に出て、サンドウエッジ、56°だけを買ってきた。フォージドだ。昔のクラブを見るとフォージドと刻印されているから、キャストのものと混在していたわけだ。今は削りだしか、やはり型だろう。フォージドは贅沢だ。そのままボクシングジムに行き、諏訪君に教わり、ミットの相手をして貰った。歩いて5分で、クラブに行ける。45分間走り、サウナ、ジャグジィーで筋肉をほぐして、ま...

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交通事故

家から出た大通り、片側3車線のどうどうたる幹線道路だ。今年になりすでに何回か、交通事故を見かけた。中にはバスが絡むものもあった。大体は小破程度で人身にはならぬものばかりであったが。どうしたことだろう。管内の交通事故は60%が夜のタクシーがらみと言われていたが、そうでもない。交通量が増えた。確かにそれはある。周辺で大型な開発が幾つか完成したからだ。それにしても不思議だ。この通りは比較的、安全であった...

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エジプトと「アラビアのロレンス」

第一次大戦中、日本は英国に数10万挺の三八式歩兵銃を輸出し、エンフィールド工廠で6.5mm弾丸を製造していた。何日か前にチェニジアの政変がエジプトにも波及しないかと言う記事を書いたが、果たして昨日の騒ぎだ。どうなるのだろう。アメリカはエジプトに、イスラエルとのバランスをとるために多額の援助をし続けてきた。(イスラエルには国家予算の20%を援助、それがイスラム原理主義者の敵とされている理由のひとつ)...

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中国、沖縄領有を宣言か

とうとう、中国では沖縄は中国が領有するという論文が発表されたそうだ。まあ今の状況では当たりまえだろう。強いほうが勝つ。軍事的にでなくても中国にとってはそう難しいことではない。すでの琉新や沖タイさんは半分、そういう気分だし、中国マネーでどんどん土地を買い、住民が移住し、参政権を得て、米軍、自衛隊を追い出す。中国化が嫌な県民は逃げ出すだろう。中国の予想では25%だそうだ。歴史的にみれば薩摩藩が支配、領...

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薩摩砲台の不思議

1863年8月の薩英戦争は英国がアジアで始めて勝利できなかった戦闘と歴史的に位置づけられている。両軍とも各々での新兵器を使用した。英国は後装式、アームストロング砲。薩摩は榴弾砲。中村彰彦著「軍艦甲鉄始末」には、英国はユーリアラス号、2400トン、乗員515人、砲35門、スクリュー方式の、今で言えば巡洋艦クラスの艦艇を先頭に6艦が続いた。弁波止砲台には、80ポンド、150ポンド(重量9・5トン、弾丸...

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アイゴー、コリア負けた

昔、ドーハの悲劇と言うのがあったが、その反対になった。何となく今夜は、私の勘ではもつれこむが日本が勝のではないかという予感があった。日本の選手もかってと違う、一言で言うとアグレシッシブだ。だからイエローを貰うし出場停止にもなる。韓国はセコクなく、フェアになった。(セコイ演技は相変わらずうまいが)両国とも、運動量、技量、欧州、南米並みになってきた。アジアの小国ではない。日本は前半、コーナーキックを何...

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ビル・ゲイツ氏

映画「ソーシャル・ネットワーク」の中で彼がハーバートで講演する声だけが出てくる。ゲイツ氏の話は昔、仕事でマイクロソフトを担当していた時、日本でも、アメリカでも何回か聞いた。また少人数で会う機会もあった。孫正義氏には何回か食事を御馳走になりながら話を聞く機会もあった。フェース・ブックのマーク・ザッカーバーグの役を映画で見ていて、この二人のことが意識にあった。1990年代初頭はインターネットがアメリカ...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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