fc2ブログ

記事一覧

喧々諤々の銃器審査

競技に使用する銃器は、オリジナルとレプリカに分かれる。日本ではオリジナル銃だけ。登録証があるからオリジナルとは限らない。長い時間の間に、銃身の内部にパイプを入れる(そでのスリーブと言う)や諸々あるからだ。昨日は銃器審査で、朝と夕方、2回に分けて行った。同じ国の人のは出来ないので、日本の2人はカナダ人の審査員が行い、問題なかった。夕方の審査はもめた。スリーブ入りが出て来たので。カナダ人の審査員はレプ...

続きを読む

ミニエ銃とフリントロック軍用銃

博物館で見たら、南北戦争で使用された弾丸にミニエのものがあった。発掘されたものだが、しっかり形が残っていた。聞いたらエンフィールドカ、スプリングフィールドだと言っていた。戦争初期の段階、1861年には南部はフランスとと交易が盛んであった。産業革命後はどの国の同じような銃になったが、ミニエであった可能性はある。今朝は良い天気。雲は秋だ。午前中、フランクがミニエを撃たせてくれる。100m、伏射。以前、...

続きを読む

前装拳銃を借りて練習する

「コルト」これはオリジナル銃のみ、大体10万円以上。「コミナッツオー」滑腔のフリントロック、「マリエッテ」レボルバーのレプリカ、この3種の練習をしてきた。右腕が痛い。でも、朝と夕の銃器審査にも立ち会い、朝から夕までずっと射撃場にいた。H氏とO氏も元気に表れた。O氏は練習をして行った。マイケルさんに借りたのだ、彼も撃つのに忙しく、装てん方法を教えて呉れない。ただ、火薬、玉、パーカションは全部揃えて来...

続きを読む

アメリカの景気

まだ変化には気がつかない。ニューヨークに行くまでは。ただ、昨日ウィンチェスターのダウンタウン、石と煉瓦、並木がありなかなか素敵な一角だが、3分の1くらの店は借りてはいなかった。住宅街には「フォ・セール」のオンパレード。金利がこんなに安いのに。近くに産業はないようだが、労働者はしきりトラックで行来したいた。ガスも高値安定というところか。1ガロン3ドル50だと、円高で1リッター60円くらい?でもカムリはガ...

続きを読む

さまざまなる大砲

ウィンチェスターの町の「南北戦争博物館」には当時使用された大砲の砲弾のコレクションがある。ざっと見て大小、小は直径7cmくらいから大は30cm。およそ150ある。画像は葡萄弾。鉄のコイルのなかに直径5cmほどのたまが10くらい入っている。地面に当たると、はじけて回りをなぎ倒す設計だ。元は帆布に包み、紐を掛けて、タールで固めたものだが、これは空中でばらけるもの。午後、ゲーリー・クロフォード氏と話をし...

続きを読む

アメリカに人権はあるか?

ちかくの「ヨブンイレブン」、日本のたたずまいとはかなり異なるが。ガスステーションに隣接していた流行っている。余分なものを買った。客はほとんどワーキングクラスの人たちだ。レジにおいてあったタブロイド「クライムタイムズ」1ドルを買った。28ページの構成で、表紙、裏表紙はカラーだ。発行所はバージィニア・ピストルLLC.表紙は最近逮捕と言う欄で、警察で撮った写真だろうが、にこやかに笑っているのが多い。20人...

続きを読む

前装銃大会会場に行く

午後1時に集合する約束だった。今回の主催のアメリカ前装銃射撃連盟やその他の国の人たちと。6カ国が参加する。日本から私の他に、H氏と、O氏の計3名。カナダからの選手が大勢来ていた。会場の準備はまだ進行中だったが、幅が数百メーターはあろう、広いところだ。回りには何もない。役割や進行に若干の変化はあったが、同じホテルにカナダ人が泊っているのがこころ強い。...

続きを読む

フリーウエイの功罪

アメリカのフリーウエィは都市部に近いところ以外はほとんど渋滞もなく分かり易く、金もかからず、民主党案のように、よい。都市部の近くでは取るところもあるが、大した額ではないし。大体が片道だけ。今朝はワシントンDCを出て環状線に入り、そこから南西の方角、約2時間のところにあるウィンチェスターと言う町まで来た。銃とは関係ない。南北戦争の激戦地で町は6回、南軍、北軍が入れ換わったそうだ。70回の大きな戦いが...

続きを読む

コンフィデレート博物館でみた南部の誇り

南北戦争が始まった時の南部の白人は一種の貴族社会を形成したことは、「風と共に去りぬ」にも描かれている。かって長い小説も読み、映画も見た。戦争が始まっても組織化された軍隊は南部諸州11、のちに13にはなかったそうだ。しかし、ウエストポイントなどを出た多くの高級軍人は南部の出身の人が多く、故郷に戻り、軍を組織した。今日、行った、リッチモンドのコンフィデレート博物館の学芸員、エリック氏が説明してくれた。...

続きを読む

リッチモンドの南軍(コンフィデレート)博物館に行く

アメリカの南北戦争(ジ・アメリカン・シビル・ワァー)と1942年の日米開戦は似ているところが無いでもない。どちらも経済利権、社会基盤、そして勝者の論理が戦後確立されたからだ。コンフィデレートは初戦に勝利を収めるが、北軍の封鎖、インフラ破壊により徐々に力を失った。リンカーン大統領出現で南部は独立宣言を行い、規模では敵う相手ではないのに戦いに臨んだ。今朝はまだハリケーンの雨が残っていたがレンタカーをと...

続きを読む

プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


現在の閲覧者数:
カウンター :

月別アーカイブ