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記事一覧

荒れてしまった川内村

美しい村だった。今頃は稲穂が黄色でコスモス、彼岸花など花が道端にはずっと植えられて、雑草などはなかった。住民は半分くらいは戻っているという話だが、恐らくもっと少ないだろう。来る途中、車のパネルに「リアストップライトダウン」と表示が出ていたので、村の真ん中にある佐和屋に行った。10分くらいの距離だ。竹ちゃんひとりが時間限定でやっている。以前は5人くらいが働いていた。500円で簡単にランプを交換してく...

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火縄銃コーナーも見て下さい

陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校武器資料技術館小火器コーナーは日本の火縄銃とその装具から始まる。これも3年間を経て、充実してきた。祖父が孫に説明していた姿を見て感激した。やりがいがあった。そんなことで10月2日の創立記念日がまた楽しみだ。雨具を昨日は用意してきた。バーバーのもので釣りに使っていたが、航空観閲式もあるので、防水を引き直して用意しておく。...

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火縄銃操作訓練には何時間かかるか

武道としての砲術。戦国時代、実用として調連した鉄砲。いったいどのくらい練習すると撃てるようになるのですか?と聞かれることは多い。百人隊では、今まで参加した人、新人、全て9月になると毎晩2時間、3週間、最初の動作から神社の境内で練習させる。当然、皆仕事があるから、毎晩は来れないが。私の見ているとこと15回くらいはやれねばならない。30時間か。意外に少ないな。と言われるが、まず新人隊員は若い。銃砲所持...

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試製9mm短機関銃

日本の9mm短機関銃だ。ウージー型の凝った作りで、今回武器学校小火器資料館に展示された。小火器資料館は歴史ごとに左から江戸期、明治期、6・5mm期、7・7mm期、そして供与兵器、国産兵器、外国兵器、プレゼンテーション兵器と分類してる。そのほかに航空機、対航空機などに。試作兵器は案外あり、アーマライトもある。この短機関銃は1つしか試作されなかった。自衛隊はともなく、警察庁は6000挺輸入したが。もと...

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農民に米を作らせない政策

すでに40年になるそうだ。どう考えても理屈に合わない。価格を安くするなら競争力を付ければ良いし、日本の米は国際平均価格の10倍というとてつもない価格。それでいながら農家はどんどん減少。歴史を戻すことはできないが、なぜ減反などと言うことをしたのだろう。それに今年は放射能の問題だ。酒、焼酎を作る、菓子の原料となる、パンも作れるそうではないか。日本戦後社会の矛盾x矛盾の二乗。それが米作だ。...

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開校記念日展示の目玉

九九式狙撃銃だ。眼鏡、収容嚢、負い帯、さく杖、その他を一つのケースにまとめた。眼鏡は東京工廠製、4倍x7。レンズも綺麗だ。ゴムの目当ては再生したもの。アメリカで売っている。銃口蓋、遊底被いもぴったりだ。ここまでやるには若い展示担当の隊員の大変な努力があった。私も協力しなければならない。射撃読本、兵器保存法、射撃手簿、などの文書類も置いた。狙撃兵になるには相当射撃の成績が良くなければ。そして帝国日本...

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カーナビは付けた

説明書にはまったく書いてなかったのだ。でも親切にパナソニックは電話を呉れた。それでも私の車はダッシュボードは無理だった。画像のように丁度、カップ入れに入った。長く使うものではない。見やすい。カップ入れの下には隙間があるのでアルミを板を入れ揺れない工夫を。そして丁度、そろそろ中村 邦夫さんに手紙を書く頃だった。昔散々世話になり、怒られていた。勿論、良い製品だとしか書かなかった。福島に行くまでテストで...

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武器学校へ

今朝は早くから出て、土浦の武器学校に行った。10月2日の開校記念日の展示のことだ。忙しいから当日やると言ったのだが、担当の若者たちの熱意に負けた。8-9時の間、その展示の仕事をした。私の駐車場は99式自走榴弾砲も前だ。福島県の道路事務所からも早く打ち合わせしたいとの要望があったので、そのまま福島に向かう。3・11から3度目だ。家の近くで工事のために迂回しろと言う、道路事務所との約束で行くのだと強引...

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車輪の文化

インカの文明には車輪がなかった。子供のおもちゃにだけ存在したそうだ。日本では平安時代より車は多く画などに残されており、多分、かなり早い時期から使われた道具だろう。大八車、もう最近は見ることもないが、の起源は新しく江戸時代らしい。日露戦争の兵站の写真にはこの2輪の大八車の他に4輪の大型のものも見られる。大八車が江戸期から明治と言うことは大砲と大いに関係がある。江戸は水運に頼っていたからそう遠距離を大...

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相馬の銃口は低かった。

メインイベント場の野球場には多くの見物人が来た。とにかく都心で4時間で500発発射するイベントだから、付近の近隣諸国、インパキ系その他出身の分からぬ色の黒い外人はびっくりしていた。画像は百人隊の演武が終わり、相馬の8人の演武、立ちの斉射だ。およそ40m先には見物人が数列に、座り、立ち、子供を肩車して、「危ない」と感じた。確か、武道館の演武でも30mくらい先のしかも2-3階の観客を移動させ空けさせた...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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