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記事一覧

帰れ川内村に

川内村はいわき市の北にある。美しいところだ。私の家はいわき市だが、川内村から数百m、生活圏は川内村だ。住民は今は一割しかいない。今度、学校を開設し、役場を戻ると決定した。喜ばしい限りだ。役場の裏の「道の駅」は我が家の食糧供給にとても重要な場所だったし。川内村は大体二つに分かれている。途中に山脈があり、長いトンネルで結んでいる。残念ながら山の向こう側は原発に近い。しかしこちら側は恐らくほとんど、放射...

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見事なるかな利満弓

このセットは台に常に弦が掛かったわりに大型な弓。伸ばせば80cmくらいあろう。それに3cmくらいの大型の鏃の付いた矢、11本。箱は腰差しになる。「京都嵐山」に入れたくて、エヌ氏がしきりに手放すことを勧めた。しかしどうせ二束三文。もっていた。この手の小型弓矢は意外に多い。江戸期の戦闘は大体10mくらいを想定していたのか。刀で切りつけられて、どう防ぐか。勿論、戦場での戦闘には役に立つものではない。この...

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アッと言う間の一カ月

日本の関心はどうしても国内問題が8割。国際問題は、「そんなものか」「何とかなるだろう」で過ぎてしまう。今年は欧州危機に始まり、しばらく5年間くらいはどうもならないと、顔見知りの金融関係者は、外国人も日本人も言っていた。まったくその通りだと思うが。また今年は世界の多くの国のリーダーが替わる。民主国家ではリーダーが替わっても即政策が変わるわけではないが、しばらくは国際的な協調がぎくしゃくして、国をまた...

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昔、会社で弓道をしていた

もうすでに50年以上前の話だ。私の入社した会社には、弓道部も剣道部もあった。弓は慶應義塾体育会弓道部出身の伴 七三雄氏が指導に当たっていた。弓道場はこれも信じられないが、オフィスから徒歩10分間ほどの日比谷の「勧業銀行」の建物内にあった。曜日を決めて、当社に使わせてくれたそうだ。伴氏の手ほどきを受けたが、部員は段々に減るばかりだった。高度成長期で仕事が忙しくなる、また若者はスキーだラクビーと、弓な...

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「あんたは良いものばかり食っているから」

運動するとお腹がすく。幾らでも食べられる感じだ。健康なのか、不健康なのか?先日、泳いだ後、下のカジュアルなレストランでこのようなハンバーガーを食べた。マックで十分と言う意見も尊重するが、陽の当たる明るいデッキで、スープ(コーンチャウダーだったが毎日かわる)にサラダバー(ベーコンがおいしい)そして、このようにハンバーガーの時も、パスタ、ピザ、サンドイッチ類、その場でクックしているから新鮮だ。それを携...

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渡部 恒雄先生の講義開始

慶應義塾神保准教授がサバティカルを執ったので、外交研究会の後任は東京財団の渡部 恒雄氏になったことは先の新年会の記事で書いた。親父さんほどズーズー弁でないが、やはり会津若松のなまり懐かしのしゃべりだ。一年間の講義録を用意してあった。本年は世界激動の年と言われてもう1カ月たったが、主に彼がワシントンのシンクタンクで10年間、過ごした経験で、アメリカ内政も含めた外交を話して呉れる。その主題は中国問題だ...

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弓の研究、皮革装具

例えばこの長弓の先を保護するためか、被せる皮革製の袋。弓なりになっており、弦を掛ける部分、長いものなので、どこかに当たるのを防いだのだろう。それとこの弓の所有は、と言う意味もあっただろう。紋が入っている。全長は30cmで内部には、革紐がそれを弓にくくりつけて、脱落しないようにしたようだ。こういう小物、大体は皮革製で漆しあげのものだが、沢山ある。ところがそこまでするかと言うモノも少なくない。...

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矢の模様

先にも書いたが、戦闘に用意された弓矢とその装具には分かってないことが多い。例えば、先回、先の方だけをだした、2本の全長70cmの矢、黒く、ストライプになっている。これは何を意味しているのだろうか?長い矢90cmではほとんど見ないが、短い弓に使う短い矢にはこのようになっているものが多い。黒だけでなく、赤や金を使っている矢もある。...

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正座できない

昔はもっと長く正座が出来た。今は年のせいか、椅子の生活のせいか、正座は10分間くらいだろう。先日のお経の際30分間、我慢したが、もじもじして我ながらだらしないと思った。身長185cmの義弟はもっと出来なかった。家庭内でやる式とは言え、参ったなと感じていたら、義弟が居間の家具を庭の見えないところに出して、レンタルの折り畳み椅子を40人分、並べることにしてくれていた。居間の向こうは座敷でそこで僧侶がお経...

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忌中払い、ここまできて一段落か。

朝、一番に出て新幹線を利用した。葬儀屋さんが来て、兄弟姉妹と手伝いの従妹、それに私が、義母に死衣裳を付ける。この宗派では旅人の格好だ。背の高い人だったのでLサイズのシンプルな棺桶だ。納棺して、花を沢山入れる。心配していた顔はそのままだった。そして近い親類だけで40名、荼毘の式を家族葬としてやり、火葬場に、誰がどう車に乗るとか、大変だ。そして骨を拾い、そのまま家の近くの料亭に行き、会食。私が席割をし...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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