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記事一覧

弓屋の重籐

坂の途中の弓屋さんに「本重籐」の弓が飾ってある。上にあるのは合わせを作る手順だそうだ。この本重籐、ほとんどの巻きが完全で良い状態だ。重籐の「籐」を私は「籐」と書いているが江戸期の文書には「藤」になっている。室町時代には「滋籐」」と書いたそうだ。江戸期にも漢字を混同した例は多いので、本来の「籐」はどうなのか、室町の資料を見なければ。御主人が留守で「鏃が5本セットであるので、征矢を製作してくれるでしょ...

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蛮声を張り上げる男

昨日、参加したスポーツ協会の総会だ。最後の公開質問。前の回の記憶にあるが、あまりにも程度の低い内容で、その議事録が「言った通りでない」と言うことで何回か個別の会合が行われたそうだ。それでも「言った通りでない」と。会話の内容を事務局が録音しており、「これで良いですね?」の駄目押しがあったので、これはどうもならない。それよりも、質問の内容に意味がなかった。「蛮声」を上げた。よくあることだが、理屈が通ら...

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雪の中をザックザックと,二・二六事件

現在、六本木ミッドタウンは元防衛庁、その前は米軍が使っていた。そして戦前は帝国陸軍が。昭和11年(1936)歩兵第一連隊が首相官邸を襲い政府の要人を殺害したのが今朝だった。反乱は29日まで3日間続いた。東京は雪だった。約1500人が参加した。軽機関銃を収納庫から持ち出したのがこの反乱を大大的にした一つの理由だ。警視庁の前に十一年式軽機関銃を据え付けたので、警視庁は手も足もでなかった。この機関銃は歩兵の...

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ロンドンオリンピックに3名

午後、渋谷で、日本ライフルの総会に出た。正会員、67名のうち44名が出席、その他役員と50人くらいか。最初の表彰式で、また神奈川県警の松田 知幸選手が「選手強化委員会」賞で選ばれた。まじかに観て、単なるピストル選手ではない、この身体、格闘技系の筋肉のかたまり、諏訪 雅史みたいな男だった。日本からはたった3名しか出ない。射撃の競技は若いころからやれねば駄目だ。今まで5つのメダルを取っているが、全員が...

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迷惑を考えぬその車の停め方

バス停からバスが出れないので、中から写真を取った。黒服の男が電話をしている。バスの運転手は慣れたもので、ゆっくり状況を見ながら慎重に運転した。鳴らしたりしたら大変だ。このバス停付近は事務所が多い。射殺犯もこの近くで逮捕された。世の中まだいろんな人間がいる。アメリカでは資産を凍結されたがどのくらい持っていたのか。対策、少なくともアメリカ政府のほうが日本政府より積極的だ。...

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「憲法破棄」と新憲法

一番、極端な話でもない。現憲法は「破棄する」 石原都知事のご意見だ。でも誰が新憲法を起草する。それが問題だ。理論は「自由、独立、個人」だと思う。この辺りまでは分かる。国家の主権を主張するなら、領土問題は避けて通れない。安全保障も。震災の復興とエネルギー問題、1年間以上も方針が決まらず、具体的に進行してない、これは政治制度の欠陥であり、また円高を3年間放置デフレ状況を是正しなかった、議会制、政府など...

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3月10日のゲベール銃の話し、まとめた

高島 秋帆なくして日本の軍備の近代化はなかったかもしれない。彼が個人的に輸入した100挺のゲベール、フリントロック銃、これで1941年、徳丸が原での調連を行い、西洋流の歩兵術を示していたからだ。ゲベールはオランダ語の歩兵銃だ。すでに19世紀初頭、パーカッションが発明され、歩兵銃も管打ちになっていたが、彼はその後、幽閉されて、1954年にまた100挺の管打ちゲベールを輸入した。国産でもこの頃から作ら...

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[料理は私のパスポート」 狐野 芙美子さん

狐野(この)さんのお話を昨日の昼を食べてから聞いた。こういう国際的な女性もいるのだと。パリの料理学校「コルトン・ブルー」を卒業後、ケイタリングプロデユースを世界中で有名人をお客に行ってきているそうだ。レシピの入ったパソコンをタクシーに忘れ、3000のデータを失くしたそうだ。彼女にアクシデントは数年に一度、来る。フランス料理、今はほとんど食べない。エスプリの香りがしそうだ。主に三種類あり、ビストロ、...

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地震の対策の知恵

最近、地震に関する報道が多くなったように感じる。昨年の3・11の復興もままならぬ状況で1年を迎えるからか、それともあの大震災のおまけが、もっと西、つまり首都圏近辺で起こると予測しているからか。気になる。何度か書いたが首都圏は混乱はするだろうが、死者は百の単位で多くはならないと思う。このブロック塀は30年以上前のもので、悪質な業者がやった作業なので、倒れるだろう。以前は戸が二つ付いていた。なぜ二つだ...

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「弓装具の本」を読む

U22サッカーはマレーシア戦で大量得点をして日本が勝ち一方シリアが負けたので、先回の監督、選手がたるんでいたのは帳消しとなった。次の最後の試合、ホーム戦はさすがに選手はたるむことはないが、良い勝ち方はできないと思う。そんなかんや、弓のことは一応まとめ、近所の弓屋さんに弓の修理と文章のチェックをお願いしている。その店にあった本3巻を購入した。弓を射ることに関する本は多い。弓矢の故事に関する本は少ない...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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