ウクライナとクリミア戦争
- 2014/02/25
- 08:56

クリミア戦争発端はオスマンとロシアの対立であったが、実質的には英国、フランス対ロシアの19世紀におけるアメリカ南北戦争と並び近代的大戦争であった、と定義される。1853-1856年。年代をみるとアメリカ南北戦争は1861年に始まり、日本の開国はこの二つの戦争の合間であった。戦線はカムチャッカにまで拡大した。 歴史的には日本に、英、米、仏、露と列強が揃って来なかったのが幸いとされている。 兵...
国際的な紛争と米国政府の処理能力
- 2014/02/24
- 17:26

昼にCNNのGPSと言う国際問題を語る番組を見ていた。 例のニューヨークタイムズの日本にいた「毒蛇」ニコラス・クリストフが今はコロンビアにおりコメンティターの一人として出ていたからだ。反日取材でないと力が入らないらしくたいしたコメントはしていなかった。神保先生は仲が良いとしていたが、それなら何とか言ってやれば良かったのに。今日本いたら、活躍できたろう。 番組は米国政府に厳しかった。『ベネゼ...
昨日12時、撤収命令
- 2014/02/24
- 10:17

記録的大雪の除雪対策で山梨に毎日朝霞から飛んで行っていた私たちの担当のW佐官は3時、渋谷公会堂の東部方面音楽祭りに現れた。 「12時に向こうを出て、間に合いました。」と言って笑っていたが、疲れたはずだ、少し痩せていた。「雪焼ですよ」とのことだったが。 自衛隊は即応できなければならないと言うことで、陸、空ともに除雪機材は充実しているようだ。まさか、こんなに降るとは思わなかったが。 ...
五輪の後
- 2014/02/24
- 10:10

寝たきりになっても良いように大き目なテレビがベットから見易い角度に付けてある。チビどもが来た時には、ふたりで僕のベットに座り、アニメを見ている。後で気が付くと、微妙に角度が調整してある。ふたりで見やすいようにだ。 ロンドンの時も、五輪のあと、疲れた。夜中に見てしまい、睡眠が不規則になっていたからだ。 今度もそうだった。 森東京五輪招致委員長の言葉、「世の中分かってないなー」と言う感じを...
日本の手榴弾の記事を書き終えた
- 2014/02/24
- 09:58

まだまだ知らないことばかりだ。 米軍はインデアン戦争の頃より復員兵に記念品の持ち帰りを許した。機関銃などもだ。陣地を落した兵には機関銃と弾倉一個までだ。だから弾倉が少ない。 手榴弾は持ち帰り易く、良い記念品だった。しかし、九七式と九九式の数を比較すると、4対1くらいで九九式が少ない。生産数は各々約1000万個だから、消費した分を考えても九七式が多い。 見栄えだとおもう。九九式は優れた機...
TPP交渉とタフな高学歴交渉人
- 2014/02/23
- 09:36

TPP交渉は難航している。まだ難航するだろう。しかしこれが欧米流交渉なのだ。中国人くらいしか対抗できない。 日本にはまだ鎖国期のそして武力で問題解決した戦前の影響があり、国際交渉は下手だ。 名前も顔も学歴もユダヤ系のマイケル・フロマン代表。プリンストンとハーバードに学び、オックスフォードに留学し、シティグループつまり民間の金融機関でも働いたことがある。何よりも野心が凄い。 ただ、甘利さん...
補強されていたMー4中戦車
- 2014/02/23
- 09:14

実物をみると大した兵器ではないが、太平洋では日本の九七式中戦車はまったく歯がたたなかった。それで日本軍は様々な策をこうじた。棒地雷、磁石地雷、布団爆弾、そして各種の投擲兵器だ。 友人が硫黄島に行き撮影した写真だ。この種の写真は沢山みたが、これは傑作だと思った。戦車の補強部分が良く見てとれる。 戦車を上陸させる際は軽いほうが良いから、この作業は上陸して行ったのだろう。転輪と軌道部分に鉄板を溶...
九七式手榴弾信菅入れ
- 2014/02/23
- 09:01

Bさんより届いた。 やっぱりそうか。信菅は外してあったのだ。 「手榴弾はどう携行するのか?」と質問したら、今はなきベテランは「雑嚢に3個収納する」と答えた。しかし濡れたらどうなるか。信菅部分は防水でない。 長さ22cmx幅8cmx高さ4cmの薄いブリキ製だが、蓋はしっかりしている。表に「手投○○榴弾九七式信菅」と「十四」の文字。文字は縦書き。○○は消してある。 手榴弾本体の信菅の下は底...
「2008年オバマとは何者か」
- 2014/02/22
- 11:23

外交研究会でW先生の先週の題目だ。 2008年のオバマ大統領選出のさまざまな事情のころで、リーマンショックが大きな転機であったとしていた。政治は経済に左右される。 また駄目押しはコリン・パウエルがオバマを支持したことだ。対立候補マケインもパウエルも軍人だった。しかしパウエルはマケインでなく、敢えてオバマを応援した。 オバマは何者か?これは当時、米国国民が抱いていた疑念であったが、支持者...
『アンネ・フランク』本を破いた犯人を捕まえよ
- 2014/02/22
- 10:19

日本にはナチスはいないと確信していた。ナチスは我々には理解できない欧州的な国家イズム、人種主義であった。日本は独逸と同盟したのであり、ナチスと同盟したのでは無かったのではないか。 東条首相は関東軍司令時、白系ロシアの名目でユダヤ人が満州を通過することを許可した。スピルバーグの親もその一人だ。一部の人たちは中国で日本軍の調達や補給のビジネスをしたそうだ。 ニューヨークで仕事をするにはユダヤ系...