自動車産業はローテクだから米国はやらない
- 2017/01/31
- 17:58
米国は日本の自動車産業、ドイツも同じだが, 米国車を買わず、輸出ばかりでとまるで半世紀年前の台詞がまかり通るようになった。恐らく、日本の自動車産業も米国に出たときはいろいろな規制、関税、ディーラーシップなど問題山積みの状態からここまできているのだろう。生産も随分移した。日本車など買う米国人は1980年代には少なかったはずだ。自動車会社がクライアントの時にその会社の出ている国々の担当だったので、いろ...
高橋操縦士健在なり
- 2017/01/30
- 17:59

スチンソンだか、パイパーカブだかに乗り、ソアラーを曳航するのが彼の仕事。以前書いたが、僕が入社したとき、早稲田大学航空部の学生をアルバイトにして、日本飛行連盟と、大島空港で、会社が引き受けた懸賞イベント、「バイタリスグライダー教室」を僕が慶応義塾航空部のマネージャーだったので、一任された。新入社員にいきなり千万円単位の仕事を任せるなんて乱暴な会社だが。悪いがどんな経験のある社員でもできないプロデュ...
友より連絡あるも
- 2017/01/30
- 16:42

米国に帝国日本軍モノを収集入している仲間が3人いた。一番、新参者の私は彼らにいろいろ教えてもらった。オレゴンの吉田さんは亡くなった。米国人たちも日本軍モノならあの4人に聞けと我らは有名な存在だった。本日はそのうちの一人のエヌさんから、母上のご逝去で急きょ戻ったが、お宅にいろいろモノを見に行ってよいか、との問い合わせだった。あいにくだが、今日はスポーツアンティークの締め、明日は武器学校に行く用事があ...
米国国内空港事情
- 2017/01/30
- 16:29

1月から2月にかけて、米国は旅行したくない季節である。何時、冬将軍が襲ってくるか。南の方は大丈夫ではないか? と聞かれるが、北の大きなハブ空港がひとつでも雪害でクローズされたら、その余波は全国に及ぶと言っても過言でない。航空会社の機材のやりくりは効率を考えて、遠距離は飛ばず、中短距離を乗り継ぐと言う編成になっているからだ。この瞬間にも米国の空中には8,000もの機体が飛んでいると言う。それにトラン...
トランプ外交の真骨頂はみえるか?
- 2017/01/28
- 10:08

まずは英国、カナダ首相と会談し、2月10日に安部さんを呼ぶ予定だそうだ。外交は彼の鬼門になるか?メキシコとの会談はツィターでキャンセルした。「敬意のない国とは話ても無駄だ」と言うのが理由だが、外交をストレートに言えばこれは理由としては一流だ。国家間同士は尊厳がなければ付き合えない。しかし米国とメキシコ。メキシコも米国に尊厳を、米国は果たしてメキシコに尊厳を抱いているか?見下しているのではないか?日...
「田中角さんブーム」の話
- 2017/01/27
- 17:22

角さんは慎太郎さんの本、「天才」が100万部を越えたと言うことと、何かと最近話題になる人物である。日本の可能性を彼ほど直感的に捉え、分析し、解決し、現在を作ったまさに「天才」だった。不幸にもロッキード事件で失脚し失意のうちに死んだ。彼のファンと言うか、秘書だった尾長氏の話を聞いた。とにかく氏の話によれば田中 角さんは徳川 家康にも匹敵する指導者であったそうだ。基準が違うから比較はできないが、戦後の...
韓国がおかしい・・・続き
- 2017/01/26
- 21:04

「不幸なるかは隣国にあり」150年前の言葉がそのまま同じように感じられるのは悲しい。国家は進歩が必要である。米国も進歩か退歩か、見分けがつかない。いずれにせよ、製造業を立て直すには外国に支援が必要であり、日本の役割は馬鹿にならないことを知るだろう。韓国は延々と同じことを繰り返している。私は北が静かな時、もしくは大人しくしているときが危ないと思う。つまり自滅だ。北は韓国に多くの影響を与え、野党の半分...
戦争と街並なみ その2
- 2017/01/25
- 20:30

先回、井上 章一先生の欧州の伝統を守る街並みに関しての講話を書いた。しかし先生、丸の内を観てください。三菱地所さんのせいかどうか知らないが、東京駅を含んだ、丸の内の光景は日本的であり、文明開化の匂いもするとても素敵な空間であり、眺めだと思う。後ろを振り返れば、皇居、二重橋だ。丸の内には四季があり、どんな季節でも有楽町方面に歩いて行くと新しい発見と昔はかくありきの発見がある。日本は広い。日本は深い。...
[防衛装備庁とJAXA]
- 2017/01/25
- 20:09

本日の昼の懇話会で質問した。「防衛省とJAXAの関係についてだ」お答えは「開発の一相手先」と言うような内容であった。防衛省から担当責任者が来て、一昨年発足した「防衛装備庁」の発足に伴う装備行政の変化についてのの講和に対してだ。装備庁の基本方針は4つ。1、技術優越の確保、2、取得改革の推進、3、技術協力の推進、4、生産・技術基盤の強化である。3に関しては国際開発が主流になってきているとの付則があった...
戦争から見える日本の街並み
- 2017/01/24
- 18:26

先週、国際日本文化研究所教授、井上 章一氏の話を聞いた。同氏は関西人である。イタリアデザインファンである。との特徴があった。話の内容にもこの二つの要素のバイアスがかかっていたことは間違いない。戦後の笑い話に日本の議員がローマを訪れコロシアムを観て「ひどい爆撃を受けたのだなー」と嘆息したと言うのがあったが、それに似たような話で、イタリアの降伏はイタリアの建物、街並みを壊されるのが嫌でムッソリーニにク...