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記事一覧

7月31日が8月31日のように感じる

今年の夏は長いぞ・・・まだ半ばまでも行ってない。今朝、5時半から7時まで、家の外、40cmx20mの舗装脇の細長い部分の清掃をした。隣家の部分も入っているが、私が留守の間に草が生い茂っていた。先回は山荘から持ってきた電動草刈り機を使用したが、今回は手作業、汗は出たもんなんて状態でなかった。このせいで、今日も泳いだがその後、体調は優れない。この夏、前半はいろんなことがあった。日本では災害だ。まだ台風12...

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政権の継続性を望む

日本を取り巻く環境と国際政治は日本政治社会の一日間の空白を待ってくれない状況にあると判断してよい。安倍3選に関しての日本メディアの反発はこれまたものすごいものがある。政権支持率調査の質問に「他の内閣より良さそう」と言う無意味な項目があるが、現在のところ他国に比べての日本の強みは政権の持続性にあると言っても過言ではない。思えば民主党政権からのハトポッポ内閣の無責任、、イラカンの不合理、そして、まとも...

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[十手の文化」論と捕り物

捕り物装具は日本独特のもので、世界各地の博物館を走破した私も同類のものは見ていない。友人の谷口 柳造氏がこの種のものとしては初めての本を著し今では珍しい、図書館協会の優良本に指定されたそうだ。十手、捕り物文化は室町期に発したと負う。江戸期に日本独特のものに進化したものと思われる。特に十手は武器兵器の分類では「打ちもの」と言われ、相手の急所を打ち攻撃力を弱らせる、科学的な考え方に基づいているもので、...

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逆向きに走る台風

今朝、山を下りて来た。滞在中は一t滴も降らず、山の地肌は乾燥していたが,目覚め前に大雨の音、出るときもかなりの降りだった。しかし30分も走ると雨は上がっていた。途中、野菜を沢山仕入れた。道は空いており、雨はほとんど止んでいた。東京に着いたら、また降りは激しくなった。台風は、地球の自転のせいで、反時計回りに回っており、北に進むに連れて偏西風もあるのだろう、西から東に移動する。この12号は逆だ。勿論回転は...

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日本は法治国家である

オウムの13人の死刑執行が1か月間で行われたことに対するメディアの反発はものすごいものがある。オウムを告発していた弁護士や評論家まで、人道的でないと批判している。唯一、捜査を担当した元刑事が「何でこんなに時間が掛かったのか}と言うコメントを言ったのが、肯定的な意見であった。私は1995年3月に父の葬儀のため、帰国していた。その日の朝は早く会社に行き、さまざな手続きをする予定だった。家がそう遠くないので、い...

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柳井 乃武夫著「山の兵隊」

この本ももう読み返すことはないと思っていた一冊だ。柳井さんは東大2年の時学徒出陣し、その奇跡的生還までの丸2年間のことをまとめてものだ。後に徳間から「万死の一死」と言う本になった。この本は私の叔父、レイテ島10万人のうち生還者2、000人の一人が「俺の体験とほとんど同じだ」と言うことで私に送ってくれたものだ。柳井さんは運輸省から国鉄そしてJTBの理事をした。数年前に91歳で亡くなったそうだが、1996年頃、私が...

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坂井 三郎著「大空のサムライ」

もう読み返すことはないと思っていた戦記物だ。地上は猛暑、帰京は月末として涼しい山荘でのんびりしている。中学時代の友人、ヤマミチが来て、舌を強くする方法、発声、丹田からのしぼりなど、歌の教育をしてくれた。とにかくカンボジアで王室の元音楽を教えて来た男だ。ギターを弾き、油絵を描き、本を読んだ。母屋のとなりの倉庫二階に書庫があり、今まで読んだ戦記物は300冊では下らない。インターネット上では坂井上飛曹の評...

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興味をもっている人、イーロン・マスク

大学で米国史を教えているK教授とは午餐会で頻繁に話をする。米国史は300年間程度の期間だが、様々な局面から見ると大変興味深い。僕は機関銃研究からみたが、19世紀後半、機関銃の開発者はガットリング、マキシム、ホチキス、ルイス、コルト、ブローニング多くが米国人だった。それと同時期に、エジソン、ライト兄弟、ヘンリーフォードが様々な産業のもとを造り、彼らの発明だけで現在でも世界のGDPの半分以上は占めると言う。さ...

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異常なる気象の原因はやはり太陽の活動ではないか?

航空機の免状を取得する際、学科4科目ありそのひとつが「気象」だった。昔はラジオの天気予報を聞き、天気図を書かせ、自分たちで予測した。これは日本でも米国でも同じだった。特に空気の密度は航空機の運航には欠かせない要素で、飛行場の海抜を引っかける問題としていたのを記憶している。そういう意味では南方に進出した帝国陸海軍の航空隊は大変な苦労をしただろう。一つは南方の天気予報、もうひとつは出力が下がる航空機エ...

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共産中国の脅威的発展の裏

1980年代の半ば、今頃の季節、真夏に中国で「アンダー16(現在は21)」の競技があり、クライアントが一社スポンサーしてくれた。クライアントの丸M部長と各地を回った。今にして思えばクライアントは先見の目がそのころはあった。テレビ受信機の工場を天津に創設したばかりだった。当時の中国大陸は現在とは大違い、とても不便で汚く、民衆は外人に慣れてなかった。おもてなしの気持ちなどはゼロ。どうして共産主義が今のよう...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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