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記事一覧

伏魔殿「岸記念体育館」

澁谷の大きくはない、古い建物に2-3を除き、ほとんどのスポーツ協会団体本部が詰め込まれて入っている。現役時代、「がんばれニッポン」と言う仕事で行ったことがあった。私も数年前まである団体の正会員として年会費を数万円払い、投票権があった。先日のアマチュアボクシング団体、そして今回の体操のハラスメント問題、発祥地はここだ。スポーツ団体は会員からの収入、そして今、人気スポーツ団体で大きいのはスポンサーの支...

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「空飛ぶ車」実現化の非現実性

日本の科学技術、製品開発力、生産能力の目玉的存在の、国家的プロジェクトとして鳴り物入で幅広い分野の頭脳が結集されたと、報道されている。車両とは陸上で運転者の操作により、人間、荷物を運搬する交通手段のひとつと定義されている。運転者がAIに代わることを前提とした「自動運転車」も注目されているがこれも操作が別の何らかの形に進化したということで、陸上交通機関であることに違いない。「空飛ぶ」は明らかに航空機で...

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障がい者雇用NHKは大丈夫か?

主要政府機関で法律で定められた障がい者雇用率を誤魔化していた事実は、根が深い、日本社会の根幹を揺るがす大問題である。特に許せないのは「国税庁」と「厚労省」だ。そしてこの問題の根幹には官僚の腐敗、汚職がある。日本が他国に先駆け、そして歴史的に優れていた社会理念の重要な信頼を揺るがした。罪は重い。私が現役時代に、民間企業に対して障がい者雇用に対する厚労省の締め付けは厳しく、特に我が業界はにらまれていた...

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盛り上がっているアジア大会

インドネシア、ジャカルタでの今年のアジア大会は予想以上に話題になっている。テレビ視聴率も良いらしい。1980年代から90年代初頭にかけてアジア各地で仕事をした際とは考えられないほど「アジア」は進化している。当時、開催国インドネシアは気の毒なほど遅れていた。国民の体格は貧弱で環境も悪く、正直、これほどになるとは思わなかった。日中韓のスポーツ振興ぶりとは大違いで、スポーツは一般的ではなかった。今回、観ている...

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ジョン・マケィンの死

米国の政治史の一つの終わりだっただろう。 彼が上院議員になるまでは紆余曲折の人生であった。祖父から3代目の海軍士官であって、飛行士として何度も死線を彷徨した。腕が悪かったのか、無謀だったのかは議論の分かれるところだが。アナポリスでの成績は悪かったそうだ。息子も4代目の海軍士官だ。ベトナムで撃墜され5年半も捕虜収容所で辛苦をなめ、その経験が後の彼の人生の基盤となっていた。日本ではあまり知られてない...

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群馬県防災ヘリは「自爆」なり

昨日の太田市防災訓練での市長の言葉がメディアに捕まった。しかし彼が言ったことは私も感じていたことだ。防災を担う重要なヘリに9名も詰め込み、山間部を視察しているうちに沢で山肌に衝突した先日の事故だ。ヘリは金を出せば買えるが、9名もの高度な訓練を受けた人間のロスは痛い。市長はそれを言いたかったのではないか?詳細な国土庁の事故調査を待つまでもなく、ヘリは過重が掛かった状態で山に近づき過ぎていた。風は風向3...

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自民党総裁選に思う

現在、国際社会において日本の立ち位置は、と国内の将来へのビジョンの2点が次の日本のリーダーの方針に必要不可欠だと考える。自民党にしばらく対抗する野党が出ないだろうから、党内での上記2点の議論が必要だ。野党も現実的になればチャンスはあるが、国籍も分からない人たちがやっているようでは・・・第一点では米国の迷走と中国、ロシア、朝鮮半島情勢が日本に必要だと思い、第二点では日本のこれからの生き方を経済を含め中...

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アナグマは捕れず、うちの山荘のマスコットに

この大きなヤツを4日間、毎晩、罠を箱罠とトラバサミ2個で捕獲を試みたが、失敗した。毎朝、几帳面に2時半に現れて、用意した餌は食べて行く。箱罠も入り口が閉まり、トラバサミも上にそっと掛けた枯草や枯れ葉を挟んでしまっている。今朝はもう東京に帰るので罠類を倉庫に仕舞った。出かけに隣にも掛からなかったと言った。承知なしだ。今日は良いコメントをいただき、「餌鍵を反対側にしたら」というものだった。しかし、コヤツ...

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北のデブキツネの本性

トランプ米国と中国は本格的な貿易戦争に突入しようとしている。漁夫の利を得るのが北だ。デブキツネは昨年末から今年の冬にかけて米国が北を攻撃することを恐れた。直接、トランプさんに会い、すっかり騙した。6月のシンガポール会談が空虚なものであったことはトランプさん以外は全世界が知っていた。私も何回か書いた。トランプさんはデブキツネの体制を認めた。本日、トランプ米国もようやく騙されたと気が付いたがもう遅い。...

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大きなヤツは機敏なり

台風の影響で昨夜は雨だった。東側の窓が開いていたが、吹き込んだ様子はなかった。家の上の樹木の葉のせいだろう。渓流は下まで見に行ったが、たいして水量は増えてなかった。また日中も降らなかった。K氏は朝食を済ませ、猪苗代の自宅に戻った。1時間後には到着したとのメール。さて、夜中に「カチャン」と言う金属音を聞いた。午前中見に行った。箱は落ちてなかったが、トラバサミは二つ共、枯れ葉を挟んで閉まっていた。うーん...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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