小説「キングラット」に見る朝鮮人看守の捕虜扱い
- 2018/10/31
- 09:17
ジェームス・クラベルの1960年代初頭の小説だ。1965年に映画化されている。映画は見てないが小説は原書で読んだ。不愉快な内容だったが面白い記述があった。舞台はシンガポール、チャンギの帝国日本軍の捕虜収容所だ。年代は1945年、ストリーは記憶する限り、英軍将校と景気良く生きていた米軍下士官の対立で、このプロットはその後様々な収容所ものに使われた。クラベルは良く調べていた。時代的に終戦より10年余だ...
インドネシア航空機の遭難に思う
- 2018/10/30
- 12:37
やはり一瞬の犠牲者数からみると航空機事故は恐ろしい。安全神話を言うが安全は追求してし過ぎることのない社会的な要因の一つだ。日本では航空機事故は久しくないが、油断は禁物である。さてジャカルタ空港を夕方、離陸してこの機体は10分後に高度1500mというがこれはジェット機にしては遅すぎる上昇だ。ジャカルタの市街の上を飛んだ航跡、厳しかっただろう。やはりエンジントラブルが原因ではないかと素人ながら考える。...
ハロウィンで墓穴を掘ったのは[渋谷区]なり
- 2018/10/30
- 07:26
ハロウィンという習慣はここ数年、日本ではニューヨーク的な独自の進化をしてきたと感じる。 (分析する社会学者はいないが)もともとは子供の習慣、NYでは秋も深まり、冬になりつつある暗い季節、日ぐれは早い、そこに11月の感謝祭、12月のクリスマスと続く大きな家族的休暇の前にだった。それに便乗して都会の若者たちが独自に騒ぎ出した。その中心はゲイレスビアンだ。ビレッジのゲイレスビアンセンタ―を発するNYのパレー...
捕り物を見た
- 2018/10/29
- 16:22

今朝は一番で所轄に行き、実技講習修了書を受け取り、別な用事のため区役所の支所に向かった。途中、3人の屈強だが若くはない警察官、拳銃や装具はそのままだが、帽子がフィールドキャプが、何やら打ち合わせしつつ、前を行くのに追いついた。3人とも武道をやっているのだろうとても強そうだったが、僕が所轄にいる間に準備をしていたのだろう。目当ては盛り場の新しいビルの地下入り口をガードするように寄りかかっていた大柄な...
東京電力の日和見
- 2018/10/28
- 16:36

311東日本震災津波で破壊された東電福島第一発電所には毎日、数千人の作業員が詰めているそうだ。私は日ごろ、東電は犠牲者で特に原子力発電所は菅直人がめちゃくちゃな指令を発し、東電の対処を壊したからだと思っていた。一方、私の東京都の自宅回りは道路の整備、再舗装が今年の夏から進み、見違えるほどになった。角の真ん中に立つ電柱、倒れ掛かっているので東電に知らせたら、上まで点検しヒビが入っているので、建て替え...
スポーツの秋
- 2018/10/27
- 19:00
今朝、嵐の中、山荘を出た。カンカン照りよりはましだが雨中を安全運転で走り、2時間、茨木県で曇りになった。午前中に自宅に着いた。始めての運動会に出た男が戻り、かけっこでは一番だったそうだ。やがて晴れた。歩いてジムに行くが、足が動かない。筋トレをして帰る。街は走る人達とハローウィンの子供でいっぱい。日本シリーズは広島と福岡で、西日本地域の代表だから東京では盛り上がりに欠ける。東京対関西がマーケティング...
30年ぶりの日中友好は中国の事情
- 2018/10/26
- 15:24

現在、国際情勢は大きな節目と何度か書いた。安倍総理が中国を訪問し、何千ものプロジェクトを世界中で進行させるべくビジネス軍団も付いて行った。本日はそれに関係あるテーマの講演があったが、休んだ。あまりにも山の紅葉が綺麗で、しかも最高の天気だったからだ。中国は虎の尾を踏んだ。米国を怒らせたからだ。また一帯一路なる計画は対象中小国の債務超過を促し、このままで絶対絶命だ。そこに米国との貿易戦争、南シナ海への...
無礼なるかな安田 修平の両親
- 2018/10/25
- 08:30
フリージャーナリストと呼ばれる人間がシリアで解放された。自分の女が撃たれて逃げた同じ種類の人間がようやく賞味期限が過ぎて堂々とTVで顔をさらさなくなったと感じていたのに。戦場に煽情なジャーナリストはつきもので、山本 七平さんが書いていた南京大虐殺、;百人切の事件への疑惑を思い出した。現毎日新聞の記者が二人の日本軍将校のどちらが先に100人切り殺すかという記事。大いに1930年代後半の日本では受けたら...
秋の山を走る
- 2018/10/24
- 10:17

ここのところ朝が冷えるので、紅葉が一段と進んだ。朝と夕の景色では違う。午前中、晴れ間のあったうちに猟場となる山を4輪駆動車で回った来た。快適であった。林道など入れないところもあったが。雉、鴨、などを目撃した。さらにこんな標高の高いところだが、冬眠前の蛇が道路で温まっていた。これは昨年もこの時期に見たが、避けて通った。夕方には家の前にイノシシの軍団がゆうゆうと夕食をしていた。家族であろう。このままだ...
日本工業規格の問題か、企業か?
- 2018/10/22
- 05:42

三菱、川崎、そしてカヤバと続く日本工業界の不祥事。カヤバは本当に「空気の読めない、バカ」企業なのか?私にはそうは思えない。防衛基幹産業が次々をやられるのは何らかの社会的な意図があるかれではないか?カヤバの創立者は萱場 四郎氏であったことは書いた。当時の萱場は名古屋にあり、帝国海軍の緩衝装置専門であったが、戦争後期には名古屋工廠の元、帝国陸軍の仕事もした。萱場 四郎氏の発案のひとつが陸軍戦闘機に搭載...