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記事一覧

森保 一監督の話を聴いた

現在、私はサッカー、ワールドカップでもほとんど興味はない。人生で、ワールドカップ決勝戦には3回競技場に行った。他にも、ユーロ選手権、クラブズ選手権、ワールドユース中国などに行き、散々苦労した。大きな試合ほど、異様な雰囲気は乗倍する。とても好きなスポーツとは言えない。いろいろ修羅場は経験した。だが、ドバイはあれだけ話題になったのだから、蒸し暑い中、聴きに行った。森保さんの午餐会への紹介者は日本サッカ...

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米国大統領選の論点が徐々に・・

あんなもの、まだ続いていたのかが、米国の「アファーマティブアクション」だ。黒人に下駄を履かせる制度。さすがに大学を支えるスポンサーが声を上げて、ハーバート大学訴訟では最高裁が違憲とした。当たり前だ。個人の才能や努力を否定していたのだから。45年間掛かった。言い過ぎるかもしれないが、延長線上に「白人が黒人を殺せば大変な騒ぎだが、黒人が白人を殺しても日常」、と言うような社会風土だ。(フロイドの事件だ)ど...

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ロシアの横暴、チェチェン

現在、ウクライナ戦線ロシア側にいるワグネル以外の民間的軍団はチェンチェン共和国独裁者カディロフッイの名前を付けた、2万人だそうだ。鶴岡先生は半年ほど前にこの存在を述べておられた。彼らはチェチェンの人ではなく、ロシア人であると推定される。1990年代半ば頃、ロシアがチェチェンに攻め込んだ。大分激しい戦いも行われ何万人も犠牲がでたらしいが国際社会はあまり注目していなかった。ソ連からロシアになり間もないころ...

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コサックの末裔かプレゴジンさん

陸上自衛隊武器学校資料館所蔵品にコサック刀がある。長く、厚く、反りがキツイ、柄は角、鞘は固い皮革製だ。記録によれば朝鮮戦争中の米軍の鹵獲品。聴くところによれば中国大陸には第二次世界大戦後もロシア革命から逃れたコサックがいたそうだ。軍閥に雇われて戦ったのだろう。この刀を見ればあまり相手にしたくない。日露戦争には沢山来ていて、日本の騎兵と馬上の切り合いをしたが、彼らに勝利、もしくは同等に戦ったのは日本...

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栗山 秀樹監督の話を聴いた

我が知り合い、高橋 治之のニュースに最近接しない。元気なのか、どうなのか。アオキさんの執行猶予の厳しさをみると彼は実刑を喰らうだろう。先週、WBCの英雄の話を直接聴いた。前の方のテーブルだったので、数ⅿのまじかで。テレビで観るよりずっといい男だった。顔が。WBC選手内では小柄を見えたが背もすらっとしている。カレーのイチローくらいか、なぜ肩だ。WBCは興行的には大成功だった。コロナも収束に向かい声出しが出来た...

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プレゴジンは「戦艦ポチュムキン」になるか?

煮ても焼いても食えぬ御仁(ごじん)、ホットドッグ屋だったプレゴジンは窃盗の罪で9年間服役したが事業が成功してオリガルヒとしてプーチンに取り入った。世界中、怪しい国は多いが、ロシアのような大国でこの体質は我々には想像が出来ない。この醜い男の金銭欲、権利欲は留まるところがなかったが、戦局が悪い。馬鹿なことにこの男はウクライナの前線に行ったから、限界を知った。でももう行き場がない。それでここ2-3日の反乱...

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潮目の変化か中国を巡る外交?

昨日、久しぶりに川島 真先生の講話を聴いた。ブリンケン国務長官の中国訪問その他の情勢の分析だ。川島先生は、各国の中国外交の姿勢、潮目が変化したと捉えていた。一方、中国は我々は以前からの方針を貫いている中国の方針(覇権)には1mmの変更もない、各国が勝手にアプローチを変えて来た、ざあまあみろと言うところか。川島先生が米国と中国両方のブリンケンさんと中国の会談内容を英語、中国語を説明してくれたが、あまり...

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沖縄戦を忘れるなと・・

沖縄戦は、民間人が大勢犠牲になったと言うことが悲劇であった。先ほどのG7では広島、長崎の核がテーマであったが、日本民間人犠牲は、東京大空襲、満州と5大悲劇と言われている。(満州には民間人22万人いたが、死者行方不明82000人、抑留36000人だったそうだ。)リビー教授に昔聞いた話だ。太平洋戦争末期、米国では一部の人たちの間では急に参戦志願者が増えた。もう大丈夫と。ユダヤ系ではないが、沖縄戦記のユージン・スレッ...

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ぜひ日本観戦武官をウクライナに

この件は20日午前、衆議院会館に塩谷 立議員を訪問し、政府として検討していただきたい旨を僭越ながら提案、お願いした。当日は元武器学校校長、市ヶ谷駐屯地司令の新村 暢宏氏が同行する予定だったが、同氏の母上が静岡で急きょ入院することになり、私がレジュメを作り説明した。内容な昨日の記事の通りである。この案件を進めるにあたり一番の懸念は日本世論の反発だ。そんな危ないところにわざわざ戦争を見に行くなんて、と言...

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戦争実態を国家的に得る

この4分の3世紀間、世界中、長期にわたり本格的戦争は限定されていた。朝鮮戦争後、戦争の実態やノウハウを知る国は米国、ロシアとNATO諸国の一部に限られていた。そのなかでも、米国とロシアは戦争に関しては先進国だ。一方、日本は戦争の実態に関してはほとんど無知。近代戦に何もノウハウはない。平和ボケは進むばかり、今や平和認知の状態だ。それで私はかねてより言ってきたが、日本はウクライナ戦争の機会を無駄にしてはい...

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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