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スモールアームズデフェンス誌の十一年式機銃

ロスのHさんにお会いした時にいただいた。

いろいろ面白い武器が出ているが、12ページに渡り、『十一年式軽機関銃』の特集を組んである。

仕組み、当時の兵と写真、部品の図面、装具など素晴らしい内容でロバートGシーゲルと言う
人の研究だ。

装具で私がもっている弾薬の金属箱が教練用であるが、この中に仕切りのある実物の写真が
あす。

1922年制定で、第一次大戦後、南部 麒一郎氏が小石川小銃製造所で開発した。
日本のカラクリ思想をあらゆるところに駆使していた。
そのひとつの例がポッパー給弾方式だ。およそ60の部品で出来ているが、箱弾倉も
帯も入らない。

安定した発射ができ、弾薬は30発入るが、射撃の合間に補弾できる。
これだけの研究をやられたら日本人もかたなしだ。
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コメント

No title

先週、NHKに米の日本兵器コレクターで出てましたね。
この手を放送したのは初じゃないですか?
ベビー南部の持ち主が判明してました。まあお遊びみたいな内容でしたが、、、

No title

『拳銃モノ』をNHKがやるのは要注意です。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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