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トルコのロシア機撃墜はどうしてもクリミア戦争・・

を思う。
クリミア戦争はナショナリズムの台頭、諸国間外交の失敗、エルサレムと言う象徴の扱い、
複雑なバルカン半島などを背景に1853-56年の間、オスマントルコ+英国とロシア+フランスが
闘った、数百人規模のミニ世界大戦で、戦闘は樺太までおよび日本にも影響を与えた。

この戦争は、数十万の死者を出したが、主な戦場はクリミア半島の
セバストポリで、残酷な近代戦に人道主義、ナイチンゲールと赤十字が出現した。

そんなことで、トルコとロシアは宿命がある。
(トルコが珍しい親日国なのも日露戦争の影響とも言うが)

今回、ロシアはトルコを見くびっていたことは確かだ。
クルド人を押さえられない、シリアからの難民対策は不十分だ。

そんなところで、土露の対決がまた始まった。

私はプーチンさんはそれほど、頑固一徹な男でないので、うまい解決策を考える
だろうが、それにしても歴史は繰り返す。

今回もバルカン半島をシリアをはじめとする中東に置き換えれば背景は非常に
似ている。
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コメント

No title

歴史を言うなら、トルコはオスマン朝、ロシアはロマノフ朝という古い古い帝国を引きずる国ですが。

21世紀の今日においてさえ、国際的な司法機関が存在していないに等しい以上、国際紛争は当事者が外交ないしは軍事力で決着をつけるしかないとは。

人類はまるで進歩しておらぬ、としか言いようがないのではありませぬか。
CNNはおおむねロシアの言い分を認めながら、17秒のトルコ領空侵犯をやっておらぬと言い張る1点で、外交(すなわち「嘘の付き方」)が下手であると断じています。

もっともらしい嘘が下手であると、戦争になりかねないとは。
何とも、情けなや。

No title

宿敵同士だが、何か良い解決はお互いに考えて、その後の提携が恐ろしい。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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