fc2ブログ

記事一覧

飛び込みしなければ水泳競技はできず

4種目競技で、飛び込み台から競技を開始しないのは背泳(バックストローク)だけだ。
僕も水泳は好きではあるが、飛び込みは得意でない。
学校でやらなかったからだ。
あとでコーチを雇い科学的な方法を教えてもらった。

飛び込み台と飛び込み板は当然異なる。飛び込み板の場合は恐らく4mくらいの深度が
必要だ。
普通、競技では120cmあれば十分だ。

ただし、水が満杯であること、専用の飛び込み装置が装着されていることだ。
このプールもものは高そうだが、問題はない。
飛び込み装置は足の指を端にかけて体を直角に曲げて、ヨーイドンで力いっぱい蹴ると同時に
体はピンとのばして、抵抗少なく水に入る。
書くと長いが3-4回やるとこの僕でも感じはつかめた。

頭をプールの底に打つ事故は考えられない。

水が10cm少なくても、「足の指」の蹴りがあれば体は水中で前に行く。
そこが勝負と、ドロフィンなどを教える人もいるが50mで13mまでしか飛び込み効果は
使えない。それも頭にあれば垂直に水に入るのは矛盾していると感じるだろう。

ようするにまだ日本の運動競技は指導者がいない、これは文科省の責任である。
運動選手である程度の実績を上げた人間には教育免許を与えるべきだ。
教師でもカナヅチは多い。社会の教師が数学は教えられまい。
スポンサーサイト



コメント

No title

自民党保守派の文教族が進めて、中学校の学習指導要領に取り入れた「武道」、すなわち柔道・剣道・相撲・合気道・少林寺拳法・空手道・ なぎなた・弓道・銃剣道であったが。

いずれも練習場や用具の関係で、公立中学校で実施するには難しく。
指導者もおらずで。
柔道など、生徒が重篤な受傷を受ける事故が続発した。

すべてのスポーツにケガはつきものとはいえ。文教族が言う「精神修養」の代償は大きかったといえます。

プールの飛び込みもその延長でしょうか。
とかく教員というのは、軍隊も驚く無茶を子どもに強要する人種で。

そんなこんなで目下、生徒に最も人気なのは「ヒップホップ・ダンス」という。

No title

スポーツは種目別に専任のコーチが必要です。そして精神論だけでなく科学的に理屈を教えないと、上達はしない、ケガはするでろくなことはありません。柔道の教師なるものが公立校にいない以上、危ないだけです。> yak*****さん

No title

ちなみに私の泳ぐプールは140cm、最初は水の中のプラットフォームからやるのが良いようだ。飛び込む時は必ず指導員にきく。
ただゲイ人で、横から走って来ていきなり飛び込む若者も。大体上手な奴だが、人にあたると危ない。

No title

報じられたプールでの学校事故は、体育教師がデッキブラシの柄をハードルのように腰の位置に突き出し。
生徒にこれを飛び越えながら、頭からプールへ飛び込めと。

しかもプールは、いつもより水量が少なかった。
生徒は底に頭部を強打して、首から下が麻痺して寝たきりだそうです。

精神論どころか、無知と専横がはびこる実態ですよ。

No title

まったく非科学的な方法で、教師はどういう教育を受けてきたのでしょう。腹は打たなくても、頭を底に当てたら何にもならず。

No title

指導要領に書いてある通りにしました、と言うでしょう。

一言でいえば、間抜けというよりなく。
授業の名の下で、一生障がいを負ったり、命を落とす生徒はたまったものではありません。

設備やスタッフが整い、参加者が相応のお金を払う、任意のスポーツ・クラブでも安全管理は難しいものを。

予算的にプアな学校現場、資質の低い人員であるのに。
武道事故などは、それでなくともタイトな教科時程に無理矢理ねじ込んだ、制度の誤りです。

大人たちの思い付きで、割を食うのはいつも子どもで。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


現在の閲覧者数:
カウンター :

月別アーカイブ