昨日の那須雪崩事故は近年にない規模のものになってしまった。
「危険性があった」のに訓練を実施した・・・刑事事件になるだろう。
会社の先輩で家も近く、立派な紳士がいた。人格者だった。
唯一の欠点と言うか、山が好きだった。
一度、遭難し凍傷で足の先が亡くなり、特性の靴を履いていたが、当然普通には歩けない。
それでもまた山に行き、雪崩にあった。
翌日、発見されたが、死亡していた。棒を雪に突き刺して探すらしいが、なんと雪の表面から
30cmくらいのところでうつ伏せになっていたそうだ。もがいて下を掘っていたと聞いた。
つまり人間はそういう状況では上下感覚がなくなってしまうらしい。
もし仰向けだったら、手で掘って30cmくらいなら自分で出ることができただろう。
(上下に身体を動かすことができなかったとも想像できるが)
立派な屋敷に住んでいたが、今は大きな共同住宅(マンション)になっている。
ジムで運動していると、そのマンションは目の前だ。
まあ好きなことをして死ぬのは幸せだった、と言う範疇に入るだろう。
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