fc2ブログ

記事一覧

小中学児童の安全性

僕は教師個人の安全性への危機意識の差で出ると思う。
先日来の熱中症の小学一年生の事故、救えたはずだ。
教師も教頭も保険担当もそして校長も。
無防備過ぎる。

大阪北部地震の際のブロック塀事故も同じ背景だ。
そして何度も書くが石巻、大川小学校の例。

僕は小学生の時、その時代には珍しくプールのある近くの公立小学校
に通っていた。夏休み前に何回もプール学習はない。
ある小雨の日「今日は雨だからプール時間はない」と言われた。
即座に手を挙げてその日教組教師に質問した。
「プールに入れは濡れます。雨で濡れても同じ。」と言う趣旨の
内容だった。教師は激怒した。

子供に対して合理的な回答が出来なかったのだ。

大体、教員免状を取得する場合にその人間の資質を調べた
いたのかが問題だ。
ノー天気、自己中の人間には教師になる資格はないと言っても
良いだろう。特に低学年を担当する教師は。
教員免許には忖度があると言われて久しい。

助かる命が学校で奪われたら、それまで苦労して育てた親の
気持としては、謝罪は意味がない。

対策をどのように行うか?
これは「教育委員会の課題」だと思う。
いじめ問題も同じ。
責任逃れに終始する人間を見ているとどんどん訴訟を起こすべきだ。
スポンサーサイト



コメント

No title

小中学校の教員は、真面目で長時間労働によく耐えています。家に仕事を持ち帰って処理しすることは日常茶飯事ですし、夜に父兄から電話が来ることもしばしばです。彼らは疲弊に耐え、執務をこなしていると思います。一方、業界には独自の常識があるのは認めますが、教員の常識は、教え子である小中学生並みである場合が見受けられます。彼らが日常的に接しているのが、小中学生だからです。長時間労働と、教員の常識と一般人の常識の乖離に病巣があると感じます。また、この度の熱中症問題は、校長や学年主任などの管理職クラス問題があると感じます。部下の質が良かったとしても、指揮官に脳ミソがなければ、強い組織になるわけがありません。

No title

> toudou455さん
もう30年以上も前から小中学校の教員とは付き合いはありません。子供が通っていたころ、授業参観に行き、3年生くらいに平安時代の貴族社会を題材に女性の若い教師が汗まみれになっていたが、無駄と感じた。子供には前後が分からないし、教師も歴史の知識は皆無だった。newsに出てくる管理職、教育委員会の面々には本当に腹が立ちます。貴重なご意見ありがとうございました。

No title

人災と言っても良いかもしれませんが保守的な組織体制が生んだ弊害とも言えるかもしれません。公立系の教職員組織は「管理能力が高い」から管理職になっている訳ではないのが致命的でしょう。「まともな会社組織」は実務で実績の優秀あるorそこそこの中から「管理能力のある」社員がなりますが、教員は年功序列的で「教育管理職選考試験」に合格できれば校長・教頭になれます。試験で「管理能力が判別できる」とは到底思えませんし、その後の任用審査や校長昇任選考がどの様な基準で審査がされてるのかも一般には謎です。学校という閉鎖された職場で長きにおいて競争・外部交流もあまりない空間でまともな組織マネジメント・危機管理能力を持つ人間が育つとは思えません。文部科学省は教職員の育成・働き方改革をかなり推進していますが遅々として進まないのは、その方針に対して各学校に適した組織マネジメント考えられない管理職が量産されたせいで「現場に実行力が生れない」からではないでしょうか?「そんな言うほど簡単な事じゃないんだ!」かもしれませんが、幼い犠牲者を出さない為にも各学校は柔軟かつスピーディに熱中症対策を行わなければならないと思います

No title

> ria**n11*さん
貴重なご意見ありがとうございました。管理職と言うのは民間組織でもその能力は曖昧です。協調性があること経験は重要ですが、決断力、問題解決能力
指導力など多様的要素、そして何よりも仕事や人間に対する愛情で判別すべきです。辻参謀のような人に権限を与えたことが失敗であったことは言うまでもなく、古今東西同じことだと思います。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


現在の閲覧者数:
カウンター :

月別アーカイブ