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逆向きに走る台風

今朝、山を下りて来た。
滞在中は一t滴も降らず、山の地肌は乾燥していたが,
目覚め前に大雨の音、出るときもかなりの降りだった。
しかし30分も走ると雨は上がっていた。
途中、野菜を沢山仕入れた。

道は空いており、雨はほとんど止んでいた。
東京に着いたら、また降りは激しくなった。

台風は、地球の自転のせいで、反時計回りに回っており、北に進むに
連れて偏西風もあるのだろう、西から東に移動する。
この12号は逆だ。
勿論回転はしているはずだが、偏西風に逆らい、東から西に向かう。
地上に上がれば、恐らく予報より速度は遅くなって、被害が甚大に
なることは容易に想像できる。

話は変わるが、偏西風と言うのは恐ろしく、冬に強い。
B-29は目標の何十kmも手前で爆弾を投下しなければ、命中しなかった
と言う。富士山を目印にサイパンから飛んできて、偏心するやいなや、
武蔵野の航空機発動機工場への爆撃を開始したそうである。
勿論、1万m上空からでは
正確に命中するわけはない。それで低空の夜間、焼夷弾攻撃に
変更したと言うが。

自然の常識が変わりつつある。





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コメント

No title

昨年は、北部九州豪雨、10月の台風発生、今年は、西日本豪雨に逆走台風、全国的な亜熱帯化。急激な気候変化が続いています。治水ばかりでなく防衛も含めた危機管理体制や事業の見直しが必要はないでしょうか。

No title

> toudou455さん
防災に関してはわが国は全面的に見直し、自然の変化を真剣に科学的に研究すべきです。地震が大きな課題ですが、今回の台風は恐らく明日、息を吹き返し、
もうひと暴れしそうです。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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