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日本工業規格の問題か、企業か?

三菱、川崎、そしてカヤバと続く日本工業界の不祥事。
カヤバは本当に「空気の読めない、バカ」企業なのか?
私にはそうは思えない。
防衛基幹産業が次々をやられるのは何らかの社会的な意図が
あるかれではないか?

カヤバの創立者は萱場 四郎氏であったことは書いた。
当時の萱場は名古屋にあり、帝国海軍の緩衝装置専門であったが、
戦争後期には名古屋工廠の元、帝国陸軍の仕事もした。
萱場 四郎氏の発案のひとつが陸軍戦闘機に搭載された
ホ三〇一40㎜機関砲であった。

ホ三〇一は昭和18年末ごろより生産されたロケット推進機関砲で
前長150㎝、銃身長70㎝、横に金属弾倉が付く。
私はカンティコの海兵隊博物館(およそ200の日本の機関銃、砲が
収納されている)の収納庫で半日眺め、学芸員の説明を聞いた。
半自動で8発収容と。
その後英国のパットンルームで弾倉の付いたものを見た。
10発収納とあった。

この機関砲は大型爆撃機対策で、陸軍二式戦、複座屠龍、単発
約426機に使用されたというから相当なる数量が生産されたようだ。

この開発が萱場と言うのも何かの因縁を感じる。
なお、KYBは防衛装備品工業界には加入していないそうだが。

結論から言いと、工業界の不祥事は企業の問題か、それとも
食品から原子力までの国の規制の具体案の問題か、今では
分からない。防衛産業が狙われているのは確かだ。

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コメント

No title

こんどはボンバルディアがMRJにケチをつけてきました、言いがかりもはなはしい、日本人は断固抵抗すべきですがマスコミはここぞと三菱批判をするでしょうね、それならばなぜ中国企業を提訴しないか。

No title

> Mスタンドアローンさん
MRJの引き渡しの遅れは巨大なる三菱にも大きな負担な
はずです。一方、規模は違いますが、ホンダジェットは好調。ボンバルディアは英国、カナダ系で明らかにMRJと競合します。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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