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演武用火縄銃のポイント

全国各地でご当地、火縄銃演武が盛んになった。
僕も新宿百人隊で演武に使う火縄銃の安全確認係をしていたので、演武用火縄銃には
関心があった。

全国5万挺あると言う古式銃だが、火薬を入れて弾丸でも空砲でも発射可能な状態
のものと言えば恐らく2-3割だろう。
多くのものは安全に関わる部品が欠落しているか、整備されてないかだ
状態が悪く整備しても火薬を装填できないものも半数くらいか?
この手は購入しても展示用にもならない、もったいない。
DSC_1684.jpg

ネット販売が火縄銃も盛んで、購入したものを見て欲しいと言う依頼もある。
現在の価格は恐らく過去50年間で一番安い
できれば売りたくないと言う人がほとんどだが、相続とかで出てくるものが多いと聴いた。

展示、演武、実弾射撃などいろんな段階があるが、
演武用に関して言えば、操作が簡単な火縄銃が良い。
口径が3匁以上、標準よりやや短めのものが操作しやすい。
またカラクリ、火ぶたが健全で、火穴が元より大きめなものが良い。

そんな感じだろう。
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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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