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戦車の話(戦前の日本)


日本は戦車国ではなかった。もともと、装備に関する軍費は海軍の艦艇航空機に多く使われていて、陸軍の予算は少なかった。しかし満州事変の後、大陸大地での戦闘車両の必要性から、装甲車両、戦車が開発された。第一次世界大戦の勝敗を決めた戦車と言う兵器は欧米では一般的であったが、日本では歩兵の支援と言うことが目的で、戦車間同士の戦闘を目的にしたものとは言い難かった。
八九式中戦車(1925年)、九五式軽戦車(1935年)、九七式中戦車(1932年)が日本の主力戦車で、
各々、404両、2400両、2200両が生産された。
この3種類の日本戦車は、アメリカ、メリーランド州アバディーン軍需博物館に展示されており、比較的良い状態だ。
ただし、正しい塗装がされてない。日本からボランティアが行き、当時の塗装に塗り替えて、3種を1箇所に集めて展示して貰えば、日本の戦車がどういう意図で開発されたかが理解できよう。
特に九七式中戦車の左右対称でない、独特な設計は実物を観察すると興味深い。
アバディーンはニューヨークから車で3時間くらい、ワシントンDCから2時間くらいの距離だ。
なお同博物館には、これらの戦車に搭載されていた、各種車載機関銃も完全な状態で保管されていた。
写真はアバディーンに保管されている九七式中戦車。灰色に塗装されていた。

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