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孔子の教えと共産中国

昨日、中国古典学者加地 伸行先生のお話を伺った。
同氏は日本右派論客だが、事前に題目を良く読まなかつたのでその内容は予想外だった。題目は「日本のこれから」だった。
ジイさんは、日本のマクロな政策に関して、様々なアイデアを持っており、国債発行、エネルギー、教育、福祉など多岐に渡る30年来の自論を述べた。関西の人の話は独特のユーモアがあるので面白かった。

しかし、彼の学者としての専門の話、中国古典はなかった。
皆すでに忘れているが、中国共産党は孔子、孟子の教義はマルクスレーニン主義に反するとしてた。林彪、ソ連に亡命途中、
モンゴルで撃墜されて死んだ。彼を文化大革命で葬った理由を孔子崇拝していたとしたくらいだ。
加地先生にはその後の話を聴きたかったが、すでに彼がもうこの話題には飽きてしまったのかもしれない。

先生は、人民解放軍海軍の8割の人員は泳げない、中国の最大の弱点は食料問題、長江北側の砂漠化、
国家マネー元の総発行額は不明でそれでデジタルマネーに熱心、新しい帝国主義を世界的に遂行し、桁違い多数の中国人が日本に土地を買い
移住してくる等を述べた。
c8129f9ce.jpg紀元前500年の人だからイエスさまの大先輩だ

それにしても疑問は、最近中国は孔子の名前を米国で孔子会として使った。
だが、中国共産党や今の中国人は孔子の「人類愛と規範が理想の社会」と言う哲学とは真逆のことをしている。
ウィグル人を抹殺して世界に温室効果ガスとコロナウィルスをばら撒き、南シナ海を不法に占拠などなど世界のワルだ。
「その人を知るにその友をみよ」と言う言葉があるが、今の中国の友は加地先生が言うがその先兵北朝鮮だけ

から、共産中国の本質は押して知るべし

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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