FC2ブログ

記事一覧

革帯尾錠(バックル)の金属種類


日本軍の革帯は明治三十年に制定された三十年式装具から1945年まで、昨日紹介したゴムと帆布
(キャンバス)の素材以外、ほとんど皮革であった。

長さ105、幅4cm。バックル(尾錠)は55x45mm、太さは5mmである。
11個の穴で長さを調整した。
この革帯に弾薬盒3個、計120発と銃剣を装着した。

画像のようにバックルの金属には3種類があった。

左から鉄、アルミ、そして真鍮。一番多いのは真鍮で、つづいて鉄、アルミは少ない。
鉄は鍍金が塗装してあったのだろう。

アルミ素材は実はとても古く、明治の中期頃から使われており、軍用には銃の負い紐の尾錠、弾薬盒の蓋留、そしてこの帯革の尾錠にも使われた。意外だが。

現存する帯革の程度の良いものは少ない。
兵が復員後も普通のベルトをして使われ消耗したからだ。短くしたり細くしたり改造したものもある。
明らかに複製品の方が多い。

当時の兵の腰周は殆どが、75cm以下だったとおもう。
被服や革帯の使用具合で分かる。日本兵はとても細いボクサータイプの人間が多かったようだ。

なお、革帯(かくたい)を帯革(たいかく)と言うことがあるが、これは軍隊の俗語だったと思う。
文法的には革の帯が正しい。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

japaneseweapons

Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



刀,弓,槍,薙刀,甲冑,鎧,火縄銃,軍用銃,機関銃など日本の武器や兵器に関する須川薫雄の研究を紹介はここ:
日本の武器兵器.JP


スポーツアンティークは、スポーツ用品や玩具、江戸期からの日本の食器、家具また、合法的な武具・火縄銃や軍装備品もマニアの方々に用意しております。米・日で約40年間に渡り仕入れたものです。



現在の閲覧者数:
カウンター :

月別アーカイブ