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新聞の用語間違い


新聞記事の、自分の知識のある分野だけでも多くの用語の誤用が気になる。報道は正確でなければならないからだ。知識のある部分から判断するに、
知らない部分ではとても間違いが多く、参考にならない記事だらけであることであることに間違いないだろう。

例えば、昨日の朝日新聞記事、中華航空B737の燃料漏れ、スラットのボルトがどうも燃料タンクをぶち破っていたらしいが、記事には「離着陸に浮力を調整する部品、スラット」と書いてある。
「浮力」と言うのは「液体の中で物体がうく力」ことを言う。「気体の中で物体がうく力は揚力という」
航空機は浮力で飛行するのではない、揚力だ。こんなことは中学校でも教える。

スラットは航空機翼の「部品」ではなく機能・機構だ、フラップやスラットは、機体の速度を落すための「仕組み」だ。揚力を増し、失速速度を遅くするのが目的だ。

まあ、この前まではジェット燃料をガソリンと書いてあったから、進歩はしたが、どういう記者が書いて、どういうデスクが点検したのだろう。ジェット燃料はケロシンだ。
航空機を操縦する記者を養成しろとは言わないが、それにしてもお粗末だ。

同じく火縄銃の部品「火蓋」を動詞に使っていることが多い。「甲子園火蓋」などだ。
火蓋は名詞で、動詞にする場合、つまり開始すると言う意味で使うときは「火蓋を切る」だが、これも間接的な開始と言う意味だ。火蓋を切っても引き金を引かねば銃は発射はしない。

原子力発電などに関しても彼らの知識のお粗末さは推定できる。

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コメント

No title

ふと思った事ですが 同じ気体中でも飛行機は揚力で気球は浮力なのでは?
広辞苑で見ると 気体 液体の表現は無く 「流体」と有るので 水中翼船は揚力なのでは。
(広辞苑に反するのですが 個人的には 「比重差=浮力」だと思います。)

No title

翼上下の気流の流れの差で生ずる圧力差からの力は揚力でしょう。
水中翼船は同じ原理ですが、揚力とは言わない。またレースカーなどの翼は逆揚力でしょう。
気球は揚力でも浮力でもなく「上昇力」ではないですか。

No title

Googleで検索すると
気球 上昇力の検索結果 128 件
気球 浮力 の検索結果 約 12,000 件

空の雲は「浮く、浮かぶ」で表現されます。

水中翼船 揚力 の検索結果 約 662 件
水中翼船 浮力 の検索結果 約 525 件

No title

検索は朝日新聞のように明らかに無知の誤記もカウントされてるから
多数決では衆愚民主主義を同じで正しいとは言えない。
しかし、航空機は翼を使う以上、回転翼でも、揚力により飛行することに間違いない。英語では揚力はリフト、浮力はフロートとしてますが、飛行船、気球はリフト、もしくはクライムと言っていたように
記憶してます。

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Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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