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日本軍後期の頑丈な小銃負い帯


日本軍の小銃は明治三十年(1896年)に大体の装具が制定され、小銃の負い皮は、簡単なつくりで、
皮革が痛んでも、縫製することなく、使っていた、尾錠(バックル)と鼓釦の2つの金具で簡単に皮だけを交換することができた。

大戦後期、南方に行ったら、皮革は乾燥した大陸のようにもたないことが分かり、厚い帆布の負い帯を採用した。

2種類ある。
ひとつは、3mmくらいの厚い帆布、幅は3cm、長さは最大90cm。左側
もうひとつは2mmくらいの厚さの帆布、幅は2cm、長さは最大130cmだ。

いずれも同じ、直径2mmほどの固い針金で作った二重鉤(フック)が小銃側の環に引っかかる。
長さを調整する尾錠(バックル)も以前の皮革製のものより太く頑丈で鉄に塗装してある。

前者は九九式小銃(1939年)7.7mmのもので、後者は三八式小銃のものであることは、長さで
推定できる。

この帆布(キャンバス)の負い帯も再生は出来るが、縫製しなければならない。
両方共、なかなか目にしないものだ。

僕が実際の小銃に取り付けいたが、フックの環への取り付けにコツがあるようだ。
針金を抑えて曲げておくとかしたのか、直ぐに外れてしまった。
いずれにせよとても強い小銃負い帯であった。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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