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グスタフ大王と野砲

ウクライナ戦争で世界史が大きく変化した一つの事実はスウエーデンのNATO加盟だ。

国際前装銃大会でいつも印象に残った国のひとつで、彼らのマズルローディング銃に対する関心と
言うか愛情は目を引いた。ドイツのように大勢のメンバーではないが、ルールや各々の種類の銃に
対する研究や扱いはとても優れていた。根っから銃が好きな国民だと感じた

陸自武器学校のF校長はスウエーデン駐在武官であったので、あの国の軍備、徴兵、訓練などについて
詳しく、
同国料理やでごちそうになりながら聞いた。冬に河を流れる訓練の話もあった。

スウエーデンは優れた独自の兵器を多く生み出した。
歴史も古い。17世紀初頭、30年戦争でグスタフ大王が野砲を開発したことは有名だ。
ナポレオンにもその評価は高く、戦争を大きく変えたが、大王は戦場で狙撃され戦死した。
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19世世紀末のボフォーズ機関砲も、マキシムと競争で日露戦争前の日本にも売り込みがあった。
第二次大戦中、日本軍がボフォーズ40㎜対空機関砲を使用していた画像があったが、
鹵獲兵器であろう。

独自に開発・生産したサーブ/ドラッケン戦闘機も有名だ。

そんなことで人口1000万人、穀物はほとんど産しない国土ながら、武装中立を200年間守ってきたが、
その歴史をロシアが変えた。

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コメント

No title

>19世世紀末のボフォーズ機関砲も、マキシムと競争で日露戦争前の日本にも売り込みがあった。
マキシム(馬式)と競ったのはフランスのホチキス(保式)で、ボフォースじゃないのでは。

>第二次大戦中、日本軍がボフォーズ40㎜対空機関砲を使用していた画像があったが、
鹵獲兵器であろう。
イギリス軍からの鹵獲品ですね。日本軍の独立野戦高射砲中隊や、現地人で編成されたジャワ防衛義勇軍の特殊防空隊などで使用が確認されています。性能が優秀だったので、「五式四十粍高射機関砲」として国産も図られています。

>穀物はほとんど産しない国土
スウェーデンの穀物自給率は100%超えてたりします。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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