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野田 佳彦氏と国体維持

彼の話を直接聴いて感じたことは岸田さんがいろんなことがゴチャゴチャして退いたら、
共産党やその他出自不明な人々を除いて、国会は彼を総理に指名したらどうか、と言うことだった。
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彼の話は多岐にわたったが、人柄か、バランスが取れていた内容だった。
特に「日本人」としての彼のアイデンティティを明確にしたのが「皇室論」だった。
日本は少子高齢化、どの家も昔ならお家断絶だ。中小企業や自営業は後継者がいない。
深刻な社会問題だ。
それを野田氏は皇室、つまり日本の基本的家族から語った。

国体(国民体躯大会と紛らわしいが)は現憲法の基本であり、敗戦で日本国が維持できるか、と
言う瀬戸際の概念だった。国の体制、天皇制が維持できるか、それと民主主義をどう共存させるかが
テーマだったはずだ。
皇室は安倍さんが30年体制にしたと言われているが、次の30年間、一人の継承者しかいない。
正に少子化をもろに象徴している。

その問題から入れば、日本の家族の少子化、断絶化は明らかである。
野田 佳彦氏は
まさに日本人だ。自民党幹部でも彼のように確固として正論を語れる人が
少ないのは残念だ。
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コメント

No title

安倍さんの葬儀の時の言葉と姿勢で 分かりましたね
人財はいると

No title

彼はまずはあの追悼文を作製した話をした。言葉選びは大変だったが、自分の思ったところ、感じたところに忠実にしたと。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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