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ウクライナに観戦武官を

すでに防衛省・外務省は対処しているであろうが、ウクライナだ。
あそこで進行している戦争は日本にとりロシアの体質を考えるととても参考になるのではないか?

かって観戦武官と言う人々は戦闘に参加せずも前線に赴き、戦争の実態を詳しく捉えた。
日露戦争の際には同盟国英国の観戦武官は多岐にわたり、各々が記録係、絵師、当時の最新技術写真家を
伴い、戦争の状況を詳しく本国に送り、後には多くの出版物となった。


あのダグラス・マッカーサー少尉も米国の観戦武官であった。
彼の自伝によれば、九州で艦隊に供給する石炭を女性の列がもくもくと板の上を船に運ぶ様があり、
日本国内の臨戦状況を報告していた。更に彼は明治天皇に拝謁したとあったが、日本側の記録にはない。mackaer.jpg
昔、米国で米国軍医観戦武官のレポーをオゲサン・ハーレー氏にいただいた。
日本兵の負傷の状況を克明に分析したものであった。特に銃弾によるものを。武器学校に寄贈した。

ここまでくれば日本はウクライナにあらゆる職種の武官を派遣した戦争実態
詳細な把握をして欲しい。




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コメント

No title

政府の方々はこの役目呼称自体も全く知らないでしょう
是非 お知り合いの議員経由か直接意見具申して頂きたい

No title

昨日、PAC3がやられた。日本の主、防衛ミサイル網だ。
日本からの誰かはあのミサイル戦を必ず見ておかねばならない。今朝、議員とお話した。防衛相と外務省にまたがる作業だ。復興支援にも役立つ情報もある。
これからでも遅くない、ウクライナ大攻勢を目撃させろと。
議員のような力のある方が両大臣にお話して欲しいと。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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