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イスラエルはなぜ強硬か?

昨日、渡部 恒雄先生の講義を聴いていて感じたことだ。
テレビ局の取材を想定した質問集のような形で話しは進んだ。

米国の姿勢。国際的には矛盾があると非難され、さらに国内では本来リベラル系の若年層がイスラエルに批判的だ。
イラクの立場、ハマスや他のイスラム過激派の背後にいるが、米国との全面対決は避ける。米国も同じ
交渉で暗躍する中東諸国、カタールが両方とコンタクトがあり、動いている。
エジプトの立ち位置は微妙である。パレスチナ人の自国侵入はどうしても防ぎたい。
国連、本当に力がない。などだ。PKOなど出せない。
世界の潮流はテロは言語道断だが、イスラエルへの批難が主流という方向に動いている。
dd0.jpg米国ホロコースト記念館ワシントン

こう見ると、今回の騒乱はハマスが自作自演して、イスラエルとそれを長年、無条件で支持してきた米国を貶めているのでないか?と感じた。ネネタニアフさまの政治的な位置(訴追されている)とその攻撃的で
単純な性格を折りこんだ作戦だ。それにはまりイスラエルは何かが狂った

今、とても危険だ。罠にはまり、にっちもさっちもいかなくなったらイスラエルはどうする。
それを考えると、閣僚が核使用を口にしたことなど現実味を帯びる。

シオニズム、ユダヤ主義はホロコーストに対する同情と罪意識が背景にあったが時代が変わっていることに気がつかなければ。
日本は幸い、ホロコーストとは繋がりがjなく、ユダヤ主義がなんたるやも知らない。そのまま公平な考えを維持するのが一番だ。なぜならそういう国は世界で珍しいから。
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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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