ノーベル賞受賞者のお話
- 2023/11/11
- 14:32
昨日、平成28年に生理学、医学賞を受賞した大隅 良典博士の「オートファジー」の話を聴いた。
以前、山中 伸弥博士の話も聴いた。
共通するものがあった。
博士たちはけして話は上手ではない。だが、誇張も憶測もない、経験談とその研究内容をできるだけ私たちの理解内の言葉と論理で説明したくれた。

オートファジーは癌や加齢の治療に関係があると注目されているが、人体のタンパク質のリサイクルシステムだ。
博士は酵母から解明した。地道な仕事だ。自分の究極的興味と根気が続かねば出来ない。
しかし、ここが謙虚なのだが、周りに助けられたと。技術も進化したと。運も良かったと。
タンパク質は人体が飢餓状態になると自分で増えるそうだ。その遺伝子は、同じくノーベル賞受賞者の下村 脩博士も研究していた。
難しい細胞分裂の論理は苦手だが、「科学は文化、それを楽しむ社会環境」が重要だが、残念ながら日本のそれは
昨今逆を行っている。若い人が地道な研究から離れる。博士号を目指す人は少ない。ましてやそれ以下は形骸化。と言うご意見だ。
小中高の3人の孫達を見ていると、各々、とても好奇心が強い。鋭い質問もくる。それを伸ばしてやりたいが、今の日本とにかくオールラウンドに勉強をして入試に受からなければスタートがない。
そして国民全員が事務職になってしまう。と言うようなことを博士は危惧してると言いたかったかったのではないか・・・
以前、山中 伸弥博士の話も聴いた。
共通するものがあった。
博士たちはけして話は上手ではない。だが、誇張も憶測もない、経験談とその研究内容をできるだけ私たちの理解内の言葉と論理で説明したくれた。

オートファジーは癌や加齢の治療に関係があると注目されているが、人体のタンパク質のリサイクルシステムだ。
博士は酵母から解明した。地道な仕事だ。自分の究極的興味と根気が続かねば出来ない。
しかし、ここが謙虚なのだが、周りに助けられたと。技術も進化したと。運も良かったと。
タンパク質は人体が飢餓状態になると自分で増えるそうだ。その遺伝子は、同じくノーベル賞受賞者の下村 脩博士も研究していた。
難しい細胞分裂の論理は苦手だが、「科学は文化、それを楽しむ社会環境」が重要だが、残念ながら日本のそれは
昨今逆を行っている。若い人が地道な研究から離れる。博士号を目指す人は少ない。ましてやそれ以下は形骸化。と言うご意見だ。
小中高の3人の孫達を見ていると、各々、とても好奇心が強い。鋭い質問もくる。それを伸ばしてやりたいが、今の日本とにかくオールラウンドに勉強をして入試に受からなければスタートがない。
そして国民全員が事務職になってしまう。と言うようなことを博士は危惧してると言いたかったかったのではないか・・・
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