コメント
No title
古三原の刀剣についてはこちらを参照ください。私が下手な解説をするより、詳しい情報が出ています。
http://www.touken-sato.com/web-gallery/komihara.htm
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>焼けたものを鍛え直してなければ
これは、再刃のことを言っているのだと思います。
日本刀は炭素鋼を熱処理して、刃紋の部分のみ硬度を上げています。刀がもし火災などで再度熱を受けると、焼きが戻ってしまい刃物としての機能は失われます。
刃紋の部分焼けてしまった刀剣を再生するために、まだ硬度の残っている、刃紋の部分があればあらかじめひき潰し、刀匠がもう一度焼入れ作業を施すことを再刃、そうして再生された刀剣を再刃物と称します。
再刃物は切れ味は遜色ないとは言います。ただし「美術刀剣」としては、最初の作風は失われるので、全国団体のやかましく言う時代性が損なわれたものとして価値は当然下がるわけです。
学芸員が断言しなかったのですから、はっきりとわかる再刃の特徴は出ていなかったのでしょう。
昭和の時代要請を考えれば、武器としてお役に立ったとして十分な評価を与えるべきではと思います。
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この軍刀は何か別格な拵えで、他では見たことがありません。
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良い拵えには、まずそれなりの本身が入っているようです。健全な古三原であれば600年以上たっていますから、再度研磨して白鞘に入れる価値はあるでしょう。
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いつもご助言ありがとうございます。