コメント
No title
中国にも古来器用な腕のいいクラフトマンはあまたいたのに、ほとんど名は残っていません。対して、大工の名工、左甚五郎が集めた名声と尊敬は、当時大変なものでしょう。
職人やもの作りを大切にする国風というべきですね。
刀の銘も天皇家が全て名を刻むように勅令を発したと、伝説的に言われてはいます。中世に一介の職人が自分の名を書けただけでも、大したものだといわなければなりますまい。
名工の作品は作者が生きている同時代に、もうニセが作られていたそうです。偽装の歴史はもの作りと共に長いですね。