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神風特別攻撃 その2 桜花


写真は「桜花」(サイト「日本の海軍航空機あれこれ」より)現物は日本、アメリカに10機近くある。

バージニア州カンティコの海兵隊博物館を訪問したことがあった。
この博物館は膨大な日本の武器兵器の収集物を保有している。常設展示の中に、「桜花」があった。
女性隊員が布で丁寧に機体を磨いていたのが印象的だった。

「桜花」は1944年、海軍が開発したロケット機であった。乗員1名。
全幅5m、全長6mの小型機で、後部にロケット推進機関、前部に850kg爆薬を備えていた。
実に簡単な仕組みの特攻機だった。
母機(一式陸攻、銀河)の下部に吊り下げて、目的地の近くまで行き、切り離し、そこから滑空し、目標の近くでロケットを起動させ、最高速度876kmで目標に突入すると言う計画だった。
初速は母機の速度で得て、高度を下げる際に更に速度を得る、ロケット機関が起動したら
まずは戦闘機では追いつけなく、対空砲火の目標としても撃墜が難しい高速になっただろう。
しかし、目標への距離と高度の計算はかなり難しかったに違いない。やり直しのきかない攻撃だったからだ。
アメリカ軍にとって幸いだったのは、母機は高い高度で飛行しなければ、「桜花」の航続距離がだせないので、レーダーで母機をかなり遠方で捕らえて、それらを撃墜できたことだった。
「桜花」のロケット機関は数十秒しか燃焼しなかったので、それ自体は航続距離が短かった。

沖縄作戦では「桜花」が目標に届く手前で、殆どの母機は撃墜され、戦果は不明である。
海軍は「桜花」を約750機生産した。
また地上から発射する仕組みも考えていた。
洞窟などからレールを引き、機体を何らかの装置(カタパルト)などで打ち出して、ロケット機関を起動させるというものだった。この際の航続距離は数kmぐらいだったろう。

850kgと言う爆薬の量は大型艦艇を轟沈させる威力があった。

アメリカでは「Baka]と呼んでいたというが、私が取材した限りでは、「桜花」の思想は後に空対地
ミサイルになり、その特別攻撃的性格はともかく設計は評価されていたように感じた。

2001年9月11日のワールドトレードセンター、ペンタゴンへのテロは、日本の特攻と同じ手法だった。日本人もえらい方法を発明したものだ。

私は911のテロ攻撃の事実に二つの大きな疑問を未だに抱いている。
1)果たして、発表されたようにテロリストは小型機教習を受けただけのアマチュアパイロットだったのだろうか。大型機を、あそこまで航法も含め扱えるのはプロの大型機操縦の経験がなければ可能とは
思えない。
2)ワシントンDCに向かっていた、ユナイテッド機は本当に乗客の抵抗で落ちたのか。ペンシルベニア州の墜落現場のちゃんとした映像を見たことがない。ミサイルで空中で邀撃されたのではないか。そうであれば機体はばらばらに落下し、墜落現場は固まってない。(もしミサイルで落としたとしてもアメリカ政府は永久にその事実を発表しないだろうが。)
(続く)

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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