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化学兵器 前代未聞の要求


写真はガス攻撃に備える日本軍(「中国戦線の日本兵より」)

日本が満州やその他中国大陸に残してきた、化学兵器の残骸が住民に影響を与え死亡する人まで出たので日本政府は謝罪し、2兆円にも及び被害者への補償と、兵器の処理を行うとのことだ。

「何かおかしくないか?」
先方のタカリ的体質は言うまでもない。果たして日本に責任はあるのか。

国際法上はない!と判断できる。
1945年8月15日、無条件降伏した日本軍は降伏文書に従い、全ての兵器を連合国側に引き渡した。
引渡し後の兵器に関する責任は、その兵器を受領した者に移管した。

例えば、日本の小火器(小銃、機関銃、擲弾筒)などは共産軍(もしくは共産軍に寝返った軍閥軍)に
多くが渡った。
彼等がそれらの兵器を使用し、国民政府軍を殺した。その逆もあっただろう。
ではこの場合は日本に責任はあるのか。日本製の小銃で撃たれて死んだ者に補償をするのであろうか?

第二次大戦前、日本はソ連の化学兵器を恐れ、瀬戸内海大久野島で化学兵器を開発生産し、満州のソ連国境チチハルなどに配備、備蓄した。日本の化学兵器には、サリンや細菌は含まれておらず、主に砲弾を使い発射するガス兵器イペリットなどだった。太平洋戦線ではガス兵器は装備してなかった。
第一次世界大戦後から、当時まで世界各国とも化学兵器は装備していた。

ただし、満州の731部隊は細菌兵器の開発に取り掛っていて、中国軍捕虜に対して人体実験をしたと言われている。(今でも731部隊の関係者はアメリカに入国できない。ナチと同じ扱いを受けている。)
私は731部隊がどの程度の水準と規模にあったかは知らない。
今後の研究のテーマとしたい。
彼等の任務としては、ソ連の化学兵器に対する防御、免疫などの開発も大きな役目だったと推察するが。

繰り返すが、
引渡し後の日本兵器破棄は、占領してきた、ソ連、八路軍(共産党)、国民政府の責任であり、すでに日本の管理下にあったものではなかった。大体、日本軍人は全てシベリアに抑留されてしまったのだ。
もし日本政府が補償を行うとすれば今後、使用された日本製兵器全てにわたりタカラれる危険性もある。
日本政府は1945年国際法に基づいて、降伏文書、兵器引渡しに署名し、それを実施したのだ。
またサンフランシスコ講和条約で中国との問題は決着している。(共産政府が国連安全保障理事国でも
国民政府を引きついでいる以上、共産政府もいちゃもんはつけられないはずだ。)

また、私たちは日本の化学兵器の使用目的、種類、開発、生産、備蓄、引渡しなどの歴史的事実を
詳細に調査、研究して、明確に隣国のタカリ体質に論理的に立ち向かうべきであろう。

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コメント

No title

日本は全く悪くないとはいいきれないから困るんですよね・・・うーん。 まともに歴史を学んだことのない私には、何が正しくて何が正しくないのか、誰の言ってることが一番よいのか・・・さっぱりわかりません。 中国や韓国の人達があんなに反日感情をもつのにも「何か言ってるな」程度にしか感じられません。 偏見なしに歴史を正しく学ぶって、きっと難しいことなんでしょうね。 ・・・考えさせられる記事でしたので、是非転載させて下さい!

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japaneseweapons

Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



刀,弓,槍,薙刀,甲冑,鎧,火縄銃,軍用銃,機関銃など日本の武器や兵器に関する須川薫雄の研究を紹介はここ:
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