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家康さまのおかげ。北島正元氏著「日本の歴史」江戸幕府 本16


東京は住みやすい。

雪もほとんど降らないし、台風も来ない、津波の心配もない。
夏はヒートアイランド現象で暑いが、冬はマイルドだ。
西にも東にも行きやすい。まさに日本の中心だ。

徳川 家康は16世紀、日本の場末であった江戸に開府したが、綿密な調査と将来を見越して、この場所を選んだと言われている。
地震が心配だが、南海や中部よりまだましだ。

この本は近くの大型古書店で100円で買った。
箱入り、1975年、小学館刊、当時の著名な歴史学者、北村 正元氏著の立派な本だ。

シリーズで全32巻の1巻だ。この巻は、地図、画、古文、写真などを使い、徳川家康の出目から、江戸幕府の体制完成までだ。

家康の人となりも詳細だ。
立派な歴史学者は現地にも行き、詳しく調査していた。

家康は学問に秀でたインテリジェンス高いリーダーであったことは勿論、武芸に熱心で柳生 但馬守から新陰流の免許、また別に一刀流、稲富 一夢から砲術、それに騎馬と水泳(この二つは他人に代わってもらうわけにはいかぬ)と熱心に修行したとある。

リーダーは実戦が出来なければならぬ。
これは今も昔も同じ。

会社でもまったく外に出ない上司もいたが、結局はこういう原則が分かってなかったのだろう。最後は窓際に行ったが、一部役員にもなった。

江戸幕府の成立、その制度の合理性、「日本の近世」が良く理解できる名著である。
学校でももっとこの種の本を読ますべきだ。

本当の歴史は、テレビ「その時歴史は動いた」みたいなクサイ、ドラマチックな演出から学ぶことではない。このような本をじっくり読まし自分で考えさせることだ。

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コメント

No title

現在の日本があるのは、まったく家康がいたからだ、とするのは言いいすぎかもしれないが。
善人でも聖人君主でもなかったろうが、戦国の混乱に終止符を打つためには次善であっても彼の統一に従う判断をした。
歴史から学ぶとすれば、そうした日本人の暗黙の知恵でしょうか。
狭い国土なのに、四分五裂のまま近代を迎えた国もあるわけですから。

No title

徳川幕府の創設は、戦国期に戻り、真の日本の統一者として、またその体制が200年間以上、維持できたのは世界でも類のない統治であったと思います。時代が経てばいろいろ問題は出てきたにしても。
日本の文化、日本人の考え方(良いほうだけとっても)江戸期の貢献は大きいです。

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Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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