FC2ブログ

記事一覧

日本の弾薬盒のオリジナル 7


江戸期、火縄銃用の弾薬入れだ。

この素材は紙箱に薄い皮をはり、漆を掛けてある。
従って紙箱だが防水性はある。

色は珍しく緑色で、金で扇の紋が大きくデーンと入れてある。
紋の入れ方は大体がこのように二つだ。
蓋の線などデザインは美術工芸品に近い。

寸法は19x10x7cmで、このサイズが多い。

蓋は輪の止め具を使っている。これも日本的だ。

実際にこのソリッドな方式の弾薬盒は、鉄砲を立った姿勢もしくは膝の姿勢で撃つ時にしか使えない。

日本の弾薬盒は立射を基本としていたので、伏せた姿勢では使い難いものだっただろう。

この伝統は三十年式装具にまで受け継がれたように思われる。三十年式の後盒はこのスタイルだ。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

japaneseweapons

Author:japaneseweapons
日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



刀,弓,槍,薙刀,甲冑,鎧,火縄銃,軍用銃,機関銃など日本の武器や兵器に関する須川薫雄の研究を紹介はここ:
日本の武器兵器.JP


スポーツアンティークは、スポーツ用品や玩具、江戸期からの日本の食器、家具また、合法的な武具・火縄銃や軍装備品もマニアの方々に用意しております。米・日で約40年間に渡り仕入れたものです。



現在の閲覧者数:
カウンター :

月別アーカイブ