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火縄銃の清掃


どんな射撃スポーツも競技が終了するやいなや、銃の手入れをしなければならない。

昔、コロシブ(腐食物質)が入った雷管や装薬の実包があったから、そういう習慣だ。

元より、火縄銃は黒色火薬を使用するので、直ぐに内部を水洗いする。

この銃はM君の中筒だが。
彼は短筒とこの鉄砲を練習日に来ていたが、競技には参加しなかった。

筒の後ろの四角いプラグを時計と反対廻りに回して、開ける。丸いものもある。
これは開け難い。

外国の選手にこの栓を開けずに掃除するように言われたが、日本人はこれを苦労して開け閉めするので、
すぐ緩みが出てしまう。

外国の前装銃は尾栓を開けることはほとんどない。玉が詰まっても、ワイン栓抜きの長いような道具がある。

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コメント

No title

不発弾の除去。
信管式の爆弾ではないとはいえ、現代銃でも遅発など緊張する場面ですが。

>玉が詰まっても、ワイン栓抜きの長いような道具がある。

作業中、もし発火したらという懸念はないのでしょうか。

No title

「日本の機関銃」で旧軍の使用した手入れ用油脂の中に鯨油やひまし油等の自然素材もあったことを知りました。江戸期にはどういった手入れ油を使っていたのでしょうか(たとえば油缶のような装備品は残っていますか)。

No title

前装銃の場合です。雷管や火縄を取っておけば、鉛の玉をつかみ出すだけです。殆ど火薬を入れずに玉を入れてしまったケースです。

No title

江戸期はほとんど菜種油のような植物油だったと推定します。
油缶のようなものは見たことはないのですが、古いカラクリの内部の
油カスが、燭台の汚れと同じようなものでした。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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