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火打石銃には口薬を使わなかったか?


日本に火打石鉄砲の歴史があまりないので、その背景を調べている。

火縄銃では、銃身の装填する火薬の粒より細かい火薬を火皿に盛り、それに火縄の火で着火させる。
火打石銃も着火が火打石を使っているだけで同じ仕組みなのだが、細かい着火薬を使わないと言う人もいる。

画像の火薬入れは、僕がテネシー州の友人、ルイス・ワタナベから貰った、彼自作のものだ。
彼自身は外観は日本人を思わすものはまったくないが、苗字は日本名なのだ。

彼は「マウンテンマン」、日本のマタギのような猟師の銃や装具を研究している。
マウンテンマンは名のとおり、山奥に入り、動物の毛皮を取る猟師のことだ。
アメリカ開拓史にはこのような人間、鉱物を探しに行った連中を含め、が重要な地理上の発見をしたり
多く出てくる。勿論、先住民族との摩擦も起こした。
レッドフォードの映画があった。
(1972年シドニー・ポラック監督の「ジェラマイヤー・ジョンソン」だ。)

右の二つを見ると、これは完全な口薬入れで、こういうものを火打石銃は着火薬用にしていたので、やはり火縄銃と同じく、細かい粒の火薬を使用していた。

なお、アメリカでは4種類の粒の黒色火薬があり、4Aと言うのが一番細かい。
競技会があっても、今は航空機に火薬を持ち込むことは出来ないので、現地調達するが、在庫がなかったり、なかなか大変だ。

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コメント

No title

真ん中の物の栓の部分(白色)は、材質は何で出来ているのですか?

No title

何か動物の骨です。象牙ではないでしょう。セイウチの牙とか。
細かい模様を形つくってます。

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プロフィール

Shigeo Sugawa

Author:Shigeo Sugawa
日本の武器兵器史の研究者、陸上自衛隊武器学校資料館アドバイザー。
目まぐるしく変化する国際情勢、その中で日本が対応する未来への策、安全保障を政治、経済、社会、報道などを多角的に分析する。
また趣味の狩猟、渓流釣りと自然、環境問題。そしてアート、音楽、歴史など文化面をも・・・その思うところを紹介したい。


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