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皆軍服が似合う騎兵隊「アパッチ砦」 戦争映画100選 その83


ジョン・フォードはアメリカの最北部、メイン州の出身だが西部劇が好きだった。
騎兵隊やインデアンのことも詳しく、
またアクションだけでなく、ストリー、カメラワークそして音楽に凝った。
すでに書いたが「駅馬車」「捜索者」「黄色いリボン」など名作が数々ある。

「アパッチ砦」はもう説明の必要もない有名な作品だ。ヘンリー・フォンダとジョン・ウエインが騎兵隊連隊指令官と副司令官を演じた。2人ともジョン・フォード作品の常連だった。

1866年のアパッチ族の「フェーターマン殺略」を元にした作品だ。白黒だが、騎兵隊ものとしては
最高だ。出てくる役者、すべて皆、騎兵隊の軍服が似合う。

アパッチ砦に新しく赴任してきた、サーズディ中佐(ヘンリー・フォンダ)はこの任務が左遷と考え、何とか手柄を立てたいと願っていた。娘(シャーリー・テンプル)を伴っていた。
赴任の途中に、ウエストポイントを卒業しやはりアパッチ砦に向かうマイケル・オルーク少尉と一緒にななった。
マイケルの父親(ワード・ボンド)はアパッチ砦の軍曹だった。「埴生の宿」が流れるなか、息子が4年ぶりに家に帰った。
このシーンが良かった。

インデアンは各部族ごとに連邦政府が割り当てた居留区にいたが、政府が委託した交易所を運営する
者が悪辣で、食料の量をごまかす、安酒を売る、ウエンチェスターなども売るで、やりたい放題だった。
それが原因で、心ある部族のリーダーは居留区を出てしまった。

3人の軍曹と軍医(ドック)が良い。酒を飲ますと面白いし強い。スパニッシュ系の1名は、小柄だが、南軍の少佐だった男で度胸が据わっていた。アパッチとの交渉役でヨーク大尉に同行した。
サーズディ中佐は部下に厳しい。ヨーク大尉(ジョン・ウエィン)はアパッチに詳しく、アパッチは勇敢な種族で危険であることを言った。サーズディ中佐は正義感ではあったが、功をあせっていた。

ヨーク大尉の言うことを聞かず、サーズディ中佐と連隊本部はアパッチ戦士の待ち伏せを受け全滅した。その中にはオルーク父もいた。ヨーク大尉は補給隊にいた。補給用の幌馬車を倒し、アパッチの攻撃を
待つが、アパッチはそのまま去っていった。
息子のオルークはヨーク大尉の配慮で命拾いした、その後サーズディの娘と結婚し2人の父親の名を持つ息子ができた。

アパッチと騎兵隊のスタントがすごかった。幌馬車が全速力で走る。追いかけるアパッチ。馬車の幌が飛んでしまい、逃げ切った。

「黄色いリボン」、フォスターの曲、オリジナル曲などなどもよい。何よりもアパッチの誇りも大切にしていた。余談ながらジョン・フォードは日本はアメリカに戦争を売られたと考えていた人だったらしい。

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日本の武器兵器研究、火縄銃から軍用銃までと多岐にわたり、 また急激に変化がある国際状況、日本の安全保障と外交を 論じる。



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